"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。



品のある人。




皆さんはどういう人を思い浮かべますか?





人は目に見えない品性を
どこで判断するのでしょうか?





顔立ちが整い、
ファッショナブルで、
立ち居振る舞いが美しいのが
品性⁉️





品がないとは言いませんが
身なりがきちんとしているのと
品位があるというのは別問題です。





品位というものは、
その人の存在自体から
醸し出されるもの。




言葉を発しなくても
心の在り方が滲み出てくるもの
形ではありません。





心のベクトルが
自分ではなく
常に相手に向いている
他人視点を持っていること。




相手がどう感じ、
どう思うかを
優先させる考え方です。




それに対して
私が、私が‼️の
私視点。





言葉や態度に出さなくても
私視点の人って意外に多いのです。





自分がどう思われるのかが重要。
人の気持ちよりも自分の気持ちありきで
振る舞ってしまうのが、
私視点です。





私が今まで出会った中で、
究極の品性を感じた方。
徹底した他人視点をお持ちの方。




それは、
天皇陛下です。
(私が言うのは、本当におこがましいのですが)





CA時代、
まだご結婚前の皇太子でいらした天皇陛下が
ご公務でフランクフルトにお出掛けの際
ご一緒させていただきました。





皇室の方がご搭乗されますので、
当然特別便です。
一般のお客様は搭乗出来ません。





サービスも客室仕様も
通常のものとは違います。





その機内での陛下の振舞いが
あまりにも素敵で
感動したことを鮮明に覚えています。





我々のような下々の人間にも
常に気を配り、
丁寧にご対応下さいました。





お言葉遣い、
姿勢、
立ち居振る舞い、
お心配り、
どれをとっても
美しい。
(男性ですが、美しいという言葉しか
見当たらないほどです。)




常に国民に寄り添い、
国民の幸せに心を砕かれるお姿には
お心持ちが
滲み出ているのです。





究極の品性とは
こういうことなんだと
改めて思い知らされました。





陛下の神の領域には
遠く遠く及びませんが、
見せかけではなく、
凛とした品位を醸し出せるような
心持ちでありたいと思います。




女性として、
人として
究極の品位は究極の目標なのです。




今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。