"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
キャリアブランディング
株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。
本日はCAREER STORY第8話です。
憧れのJALに入社し、
胸弾ませて臨んだ3日間の入社合宿。
早朝の地獄のランニングも何とかクリア、
同期との親交も深まり、
本格的に始動です。
航空会社は様々な部署があり、
それぞれが専門性を持っています。
予約、航空券販売、空港、客室、運航、整備等
多くの部署があります。
CAとして採用されると
CAになるための専門訓練に入るのですが、
当時はCA専門訓練に入る前に、
全国にある様々な部署に配属され、
他部署で半年間修行を積みます。
いわゆる地上研修と呼ばれるものです。
一般的な会社からすると
「地上」って何⁉️
と違和感があると思いますが、
CAの世界では、
空の上での仕事と地上での業務は別物。
CAとパイロット以外は
すべて「地上職」なのです。
私の「地上研修」は
大阪空港の国際線で
チェックイン業務や
旅客ハンドリングを担当する部署に
配属されました。
いわゆるグランドホステスです。
CAに憧れてCAになりたかったのですが、
空港で働くことは心が弾みます。
35年前はまだ海外旅行は今ほど身近ではなく、
特別感がありました。
空港はどこか心ときめく場所だったのです。
その空港で半年間、
グランドホステスとしての生活が始まりました。
お客様の前に立つ
仕事デビューです。
制服というものは不思議な力を持っていますね。
気持ちが一瞬で入れ替わります。
制服は、
ONとOFFを切り替える重要な役割を
果たしています。
CAに限らず、
制服がある業種はみんなそうかもしれません。
その制服が素敵だと、
尚更テンションは上がるものです。
私がCAになりたいと思ったのも、
制服が可愛い‼️も大きな決め手でした。
当時の制服がこちら。
鶴が羽ばたくデザインのシンプルなブラウス。
赤地に紺の鶴
紺地に赤の鶴
白地に紺の鶴
紺地に白の鶴
4種類の色違いです。
初めて制服に袖を通し、
ウキウキするのも束の間、
想像もしていなかった
厳しい現実が待ち受けていたのです。
空港には
人生のドラマが詰まっています。
今日はここまで。
最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。