"あなたのSTYLEを輝かせ  
       CAREERを磨く"
 キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。



ある会合で初対面の男性に
言われました。




「山本さんってお若く見えますね。
   おいくつなんですか?」




「いくつに見えますか?」
なんて無粋なやり取りは決してせず、




「今年56になります。」




「え〜、56には見えませんね。お若いです‼️」




この手のやり取りは
結構な頻度で行われています。




女性に年齢を聞くことはタブーとされています。
全世界的に見ても、
女性に対してだけでなく、
ダイレクトに他人に年齢を訊ねることは
スマートなことではありません。




日本人は世界的に見ても、
年齢にこだわる国民性。





年功序列という概念が
未だ根強いからでしょうか?
それとも年長者を敬うという文化が
あるからでしょうか?





年齢を気にする人が
他国と比べると多いように思います。





若く見えるか老けて見えるか、
しっかりしているかそうでないか、
敬うべきかそうでないか、
実年齢を基準に判断されます。





そして多くの人が
実年齢より若く見られることを
望んでいる傾向にあります。





若さには特権があります。
無知が許される
失敗が許される
失礼が許される




そして若さには、
細胞の活性度
肌の水分量
気力体力があるため
外見的にも活きいきと美しく映ります。





若いということは
守るべき対象として
ある意味可愛いということ。






赤ちゃんが可愛いのは、
何も知らなくても許される
突然泣き喚いても許される
若さの特権を持ち、
無垢で瑞々しい
守るべき存在としての可愛さがあるから。


若さや可愛さは
悪いことではありません。




でも、
大人の女性が
目指す方向ではないように
思うのです。





CA時代、
ロンドンベースのイギリス人CAに
「若く見えるね」と言った時、
怪訝そうな顔をされたことがあります。





外国人女性に対して、
若いということは
決して褒め言葉ではなく、
むしろ逆の意味で捉えてしまわれます。





そもそも、
年齢にまつわる話題をすること自体が
ナンセンスなのです。





女性は
年齢を重ねるにつれ
身体のバランスも
心のバランスも
今までのように保てないことがあります。





若い頃とは確実に違う
目に見えて変化を実感するので、
若さが失われていくことへの
ある種の恐怖感もあります。
その恐怖感が若さに執着させる原因なのかも
しれません。




若さは永遠ではなく
必ず失われていくものです。
いずれ失われるものに執着せず、
堂々と歳を重ねていく生き方。
大人の女性として、
そんな生き方をしたいものです。





「若い」女らしい」
「可愛い」美しい」
 シフトさせる。




可愛いと言われて喜ぶべからず‼️です。





matureな大人の女性であるために。
若さが失われていくことに
怖れを感じている全ての女性に。
あなたのSTYLEを輝かせ、キャリアを磨く
お手伝いをしています。





今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。