"あなたのSTYLEを輝かせ、CAREERを磨く"
        キャリアブランディング


株式会社CCI 代表取締役
元国際線チーフパーサー
研修講師の山本洋子です。


緊急事態宣言から早一か月。
東京では感染者数が日々増減を繰り返し、
先の見えない状況が続いています。


  


生活必需品を扱うお店だけが営業を許され、
休業要請が出された業界は、
休業を余儀なくされています。




弊社も研修がキャンセルになったり、
対面の講座が開催できなくなったりと、
厳しい状況が続く毎日です。

  


企業も急速にオンライン化を進め、
経済活動や働き方が
大きく変わろうとしています。





誰もが経験したことのない
目に見えない敵との闘いで、
今までの価値観も変わり始めています。





コロナ禍が終息した後の世界は
どう変わるのか?





様々な経済学者が議論を重ねていますが、
まだ誰にも見ることが出来ません。





こういう時こそ、
時流を見定め、
冷静に淡々と行動する。





溢れる情報に惑わされず、
不必要に怖れず、
物ごとを軽視せず
行動する




そのためには自分軸をしっかり持つ。
つまり、
自立をしなければいけないと
強く思っています。
真の自立です。




私はJALという大企業に25年在籍し、
管理職まで経験しました。
部下をマネジメントする立場で、
自分なりに自覚を持ち、
自立して働いていると信じていました。





そう思う会社員は少なくないと思います。
ちゃんと働き、収入も得ている、
だから自立していると。。。





でも本当の意味での自立は、
少し違うのではないかと思います。



 

今回のコロナ禍で、
今までの普通の日常が一変しました。
大企業も中小零細企業も
これからの企業の在り方を模索し始めています。





そして「働き方」にも大きく転換をする時が
来ています。





毎日定時に出社する勤務から
在宅でのテレワークに。
対面での定例会議がオンラインでの会議に。
これらは今後急速に進んでいくことでしょう。






確かにこれらの変化は
大きな「働き方」の変化です。
でもこれは仕事の「やり方」が変わっただけで、
本当の意味での「働き方」は変わっていないように思います。





本当の意味での「働き方」の転換は、
自分の足で立つ
ことが出来るかどうかです。
いつも何かに、どこかに、誰かに依存する。
これでは、何も変わりません。




自分の足で立つというのは、
経済的にも
精神的にも自立することです。




何かに属している限り、
何かに依存している限り、
真の自立は見えてきません。




本当の働き方改革は、
「やり方」ではなく意識の改革です。
つまり自分の「在り方」を変えることです。




私が勤務していたJALが破綻した時、
いかに会社に依存していたかを
思い知らされました。



考えているつもりでも自分では何も考えず、
会社の方針に真摯に従う。
会社員としては良かったのかもしれません。
でも知らず知らずに自発的に動くことが出来ない人間になっていたのです。
自覚症状のない会社依存症。



つまり
自分で考え行動する力が
失われていたということです。




コロナで経済活動が止まってしまった今、
自分の足で立つことの重要性を
改めて痛感しています。





予期せぬ事態に遭遇した時、
どうあるべきか。
そして、そうなる前に何をすべきか。




それはどういう状況であっても、
自分の目で観て、
自分の耳で聴いて、
自分で選択する。


つまり
全ての責任を負うこと。
なのです。




自分の目で観て、耳で聴いて、
自分で選択したんだから、
結果は全て自分の責任。





責任を負うことが、
自分の足で立つ
ということだと思っています。





それがこれからの
働く在り方として
問われるのではないでしょうか。





そのために
自分のキャリアを見つめ直す。





全ての責任は自分にあると
積み重ねてきたキャリアは
きっと誇らしいと思うのです。





自分だけのSTYLEで、
自分のCAREERを磨く。
これが、
私が提唱する
キャリアブランディングです。




そのベースになるのが、真の自立。



働く全ての人が、
働くことに喜びと誇りを持つ。
そんなキャリアを応援したいと思っています。





今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。