かつて 北陸道の途中にこんな看板があったのをご存じでしょうか?

「美川 県一の町」

この方とややこしいですが関係はありません
「美川県一の町」これには ちゃんとした理由がありまして
明治の廃藩置県の新制度 大名を廃止して各県を新たに設置
当初の石川県は 北部の「能登県」と南部の「金沢県」の二つの県でした
そう 当初は「金沢県」でした なんで今は「石川?」という疑問や
県と県庁所在地の名前が違ってややこしいなど 県外からのクレームは今でもあります
しかしながら 金沢は今の石川の南部である加賀地方とすれば
1 県庁の位置が北側に寄り過ぎ
2 この美川町も北前船の寄港地として栄えていて全国的にも知名度はあった
などの理由で 国府(今の県庁)がおかれました(一瞬でしたが)
加賀と能登が合併すると そもそも金沢は県の端っこ・・・という1の理由はなくなり
鉄道が敷かれると 北前船も衰退・・・2の理由もなくなる
かつての県庁所在地としての名残が 石川郡美川町 > 「石川県」として 今も続く
そんな美川町 今日はお祭り
煌びやかな 曳山が街を行く
祭りの名前は「おかえり祭り」
ポスターの様に 青年団のラッパ隊 加賀獅子舞 曳山や神輿が街を練り歩く
和佐波町 曳山
曳山の舞台には「大公秀吉」
実は美川と秀吉は ある因縁があるのです そう美川の町の横を流れる手取川
そう 手取川の戦い
当時の北陸は 織田信長VS上杉謙信

織田方の後ろ盾となる 七尾城 畠山氏の救援の援軍作戦
総大将 柴田勝家
対する 相手

この頃は どの戦いでも絶好調 「上杉謙信」
今回の 大河ドラマでは謙信は 工藤潤矢さんが演じる

・・・なんか 信玄同様 すぐ 〇にそうな予感
ここに 元々加賀を支配していた一向一揆衆の動向(必ずしも調略が上手くいっていない) 畠山氏の家臣の分裂など
その調略や情報に不安を抱いていた 秀吉
柴田勝家に進軍の「待ったを進言」するも聞き入れられず 対立
秀吉は 自軍の兵を引き上げるという 反抗に出る
(たぶん 明日の大河ドラマ「豊臣兄弟」で その場面がドラマストーリーに組み込められる筈)
歴史の結果は 七尾城救援の進軍を選んだ 柴田勝家
その途中 城主の春日丸が亡くなり 七尾城は上杉謙信の手に
勝家率いる織田軍は進軍の意味さえ失い 不利な撤退戦へ
しかも 大雨が襲い 鉄砲が使えず
渡らないと撤退できない手取川は増水
多くの将兵を失い 柴田勝家は大敗北を被る
・・・ということで 柴田勝家は秀吉の意見に耳を傾けていれば もう少しマシな戦いができたはず
ドラマではどうストーリーが展開するのか不明ですが 普通なら大将に反抗して撤退すれば打ち首ですが 秀吉は信長に「あまり怒られなかった」と
戦いの前には ここ美川近辺も秀吉の調略が入っていた
でも 完全ではなかったのでしょう
なので 闘う前に 負けを予想
しかしながら 手取川の戦いのすぐ 上杉謙信病死 越後は後継者争いで戦どころでなくなり
柴田勝家は北陸を手に入れる
なんか 上杉謙信も武田信玄も 肝心なところで死んじゃうですよね








