谷中の日曜に思ったこと2/18 | mannenhudemaruのブログ

mannenhudemaruのブログ

ブログの説明を入力します。

日曜の谷中は陽気で風もなく

絶好の大道芸日和だ。


いくらヘボいふでまるくんでもまさか惨敗はしないだろう❓️


予想通り、一回戦二回戦と順調に推移していく。


だがここで客足がピタリと止まった、時間は一時半。


何としてでももう一回だ。


大道芸の客足は波がある、

来る時は集中してくるが、

一旦止まると長い空白が待っている。


モナカとカロリーメイトをほおばりエネルギーを注入し、

30分40分と経過した。


気合いを入れ立ち上がり、

声を張り上げて客集めに奔走する。


柴又から来た老夫婦が止まった

「金はかかるかい?」と聞いてきたから

「百円以上はお願いします」と答えた。しぶしぶと座ったが、


やってる途中から笑い転げ始め、何度も投げ銭箱に百円入れてくれた。


この老夫婦が呼び水となり、

次に若いアベックが参入し、

そして1人のおじさんが立ったまま聞き始めた。

私はこのおじさんにターゲットを絞った。

盛んに話しかけ問いかけ、

視線も殆どこのおじさんに注ぎ

込み目を離さない。


既に聴いてる4人はほっといても逃げない。


その後、5、6歳の男の子を連れたヤングママ、

今度はこの男の子主体に話しかける。


結果この3回目は最高に盛り上がり、投げ銭もガッチリ頂き、

満足感を得た。


昔私がまだ駆け出しの頃、

先輩のT女史から言われたことがある。

「大道芸の客集めは、絶対に集めてやる!という強い気持ちがなければ集まりませんよ」と。

音楽に頼ったり、軽いノリのささやきや誘い言葉では、客は止まらない。


必死になって絶対集めてやる!

このガッツがなかったらダメだ


今日はあの時の言葉が甦り、

それを私が実践した。


それにしても今から30年も前、

ヘブンアーティスト制度が始まる前に、こんなことを教えて

くれた人は偉大だった。


今日のブログは実況放送みたいでつまらなかったと思います。

最後迄お読み下さりありがとうございました。


結局芸人は気合いだ、元気だ、

腹の底から客集めしようという

必死さだ。

こんなことを思って

終りとします。