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筆記具は一生の友

筆記具が好きです。
万年筆が主ですが、ボールペンやシャーペン愛もあります。
ベスト万年筆探しの旅(沼)は終わりがありません。

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平井木工挽物所 花梨の瘤

 

木軸の万年筆には独特の魅力がある。それは樹脂や漆、他の素材にない独自の味わい。天然素材の良さを生かした、まさに天然のアートと言ってもいいぐらい。

過去に何度か、木軸の万年筆を買う寸前まで行ったものの、入手できていなかった。

今回、初の木軸万年筆として、平井木工挽物所の花梨の瘤を買いました。

大阪にある平井木工挽物所の平井さんが、伝統技法である轆轤(ロクロ)を駆使して天然素材から1本1本削り出しで製作されています。

 

平井木工挽物所

いざ、開封の儀

一度はやってみたかった開封の儀に参りたいと思います。化粧箱は、桐箱です。金色に輝く「手作りペン」。精度た高くて良い桐箱です。(使い道迷子)
 
開封します。中には万年筆、カートリッジ×2、コンバーター、ペンケース(西陣織)、ペン置き。なんとも豪華なセットです。
いよいよ万年筆とご対面。万年筆とペン置きを取り出してみました。素晴らしい木目に感動。味があるなんて言葉で形容するのは失礼じゃないかと思えてくる。

スペック

  • ペン先:14K BOCK社製 細字のみ
  • 機構:カートリッジ・コンバーター両用式
  • キャップ嵌合:ねじ式
  • 軸:花梨の瘤、表面は漆らしい
  • 全長:約147mm
  • 最大径:φ14.5mm
  • 重さ:約26g
  • 価格:¥35,200 (税込)

伝統工法で削り出された天然素材はもはやアート

手にするだけで伝わってくる木軸のもつ味わい。何より軸の木目の複雑さが天然素材ならではの味になっています。それに加えて、この軸のしっとり、ツルッとした感触が、ずっと触っていたくなる万年筆を生んでいます。素晴らしいの一言ですいません。木目の素晴らしさ、手にした時のしっくりくる感、どれをとっても満足度の高い1本です。尚、キャップはねじ式で、ネジ部分は金属パーツとなっており、キャップ側にも金属パーツがついている為、筆記時にキャップは挿せません。
 

 

インクがドバドバ、ガリガリの書き味

軸については大絶賛しましたが、書き味は今の現状で、なんとも言えない状態です。好みの問題かもしれませんが、インクフローが良すぎてドバドバです。紙を選ばないと即裏抜けしてしまいます。また、ペン先は調整が必要かな。結構なカリカリ君。ただ、書きにくいということではない。私が書く字に対して、じゃじゃ馬すぎる印象。BOCK社製の金ペンを他に持っていないので図りかねていますが、書いて育つのか、調整してもらうのが良いのか。もう少し渋くして欲しい。かつ滑らかさが欲しい。もう一つ悩ましいのは、首軸の出っ張った部分が筆記時に手に当たって気になる。
いつも万年筆を買う時は試筆をして、ペン先との相性を見てから購入しますが、今回はたまたま、色々な事情でWEB購入でした。これも一つの敗因です。
 

まとめ

軸の精度や質感は大満足、後は書き味の調整次第で大化けしそうな1本。

木軸の万年筆がもつ独特の質感は感動ものです。後は書き味だけ。また、楽しみとして、木軸の質感が経年変化で変わっていくそうです。これからどんな変化をしてくれるのか、見守りたいと思います。個人的には木軸の万年筆にハマりそうな予感です。

 

独断による総合評価

  1. 書き味※:4/10 現状、かなり癖がある
  2. 美軸度:8/10
  3. スペシャル性(限定etc): 5/10

※ニブ、軸太さ、バランス、重さetc

算出方式: (1×5) + (2×4) + (3×1) =57点

総合評価:57点

 

木の種類も様々、変わり種もあります

平井木工挽物所のアイテムのご紹介。
変わり種ですが、鹿の角軸なんてのもあります。ちょっと気になります。お値段がそれなり。
pentでお馴染みペンハウスさんでは鉄ペンのシリーズもあります。価格も比較的抑えられていて、木の質感を楽しむにはもってこいです。
 
木の軸の良さが書き味で若干引っ張られていて、総合点を下げていますが
調整して書き味が変わったら、再度レビューしたいと思います。