Wancher 誠エボナイト サンドレッド
Wancher(ワンチャー)という万年筆メーカー。初めて購入しました。インスタでよく広告を見かけてましたが、日本のメーカーだと思っていませんでした。実は大分にある会社だそうで、日本のメーカーだそう。海外のkickstarter(クラウドファンディング)で「夢万年筆 dreampen」として話題になったそうです。当時にこのサンドレッドというカラーはありませんでした。漆タイプはあったようですね。日本製の無垢のエボナイトから削り出したシガータイプの万年筆です。
いざ、開封の儀
今回も木箱です。そこそこ大きい箱でしっかりしてます。ワンチャーと漢字で書かれていて、そのワンチャーのロゴ。後は何故か富士山。大分なのでは?この辺りは、海外の方向けの趣向なのかなと思います。日本ですよってことなんだろう。
開封します。万年筆とご対面。箱を開けてみると、良い感じの布が敷かれている。が、しかし、写真からお分かりのとおり、左側が若干浮いている。こういう部分の精度が若干惜しいですが、ま、肝心なのは万年筆だから気にしない。
附属品を取り出してみましょう。万年筆、カートリッジ×3、品質保証書、チラシ、ペンケースが同梱されています。ペンケースは公式にあるペン着物タイプのように蓋を折りたたむタイプではなく、マグネットで閉じるだけのタイプ。ちょっと残念。
スペック
- ペン先:スチール ドイツJOWO社 EF
- 機構:カートリッジ・コンバーター両用式
- キャップ嵌合:ねじ式
- 軸:エボナイト(素地、塗りなどはなし)
- 全長:約153.7mm 筆記時は約133.5mm
- 最大径:φ15.2mm
- 重さ:約26g
- 価格:¥22,000 (税込)
無垢エボナイト削り出しの太軸は書くことを大事に考えたサイズ感
まず手に持った時に、エボナイト軸の感触が手にしっくりくる。これは、樹脂でも漆でも、木軸でもない感覚。そして、キャップを外して持ってみると大型のペン先、首軸、胴軸のバランスの良さを感じる。しっかりと書くことを考えている万年筆だと分かる。キャップをつけずに書き出せば、思った通りの字が書ける。シンプルなことなんだけど、万年筆にとってはこれが最も大事なこと。
素晴らしい書き味、手持ち鉄ペンの中ではベスト
EFを選んだJOWO社の鉄ペンですが、好みのど真ん中をついてくる書き味でした。これが鉄ペンであることを忘れてしまうぐらい快適。各パーツのサイズ感が合っていることで、ここまで快適な筆記バランスが成り立っている。インクフローもまさに求めているもの。非常に高評価です。この書き味、また他のバリエーションを欲しくなるレベルです。ニブのゴールドも、ペン軸のサンドレッドと相性良し。また、ニブにはワンチャーのロゴマーク入り。
まとめ
高クオリティ・高コスパの1本はメーカーコンセプトに合った品質
ワンチャーのページに書いてある価値観を抜粋させていただきます。
- 最高の品質と熟練した職人技
- 真の価値
- 本当の価格
まさにこれを感じられる品質でした。個人的にはまた別の万年筆も入手するつもりです。(螺鈿のが素敵、世界樹も使ってみたい、ユニークウッドも良い)
書き味は抜群、筆記ストレスゼロ、エボナイトの質感など、満足度が高いです。あまり触れていませんでしたが、サンドレッドというカラーも良いです。一瞬これは塗りの万年筆なのでは?と思ってしまいました。
独断による総合評価
- 書き味※:7/10
- 美軸度:7/10
- スペシャル性(限定etc): 5/10
※ニブ、軸太さ、バランス、重さetc
算出方式: (1×5) + (2×4) + (3×1) =68点
総合評価:68点
注意:届いたばかりのエボナイト特有のニオイがある
袋から出したばかりの誠エボナイトですが、少しきつめの独特の香りがします。個人的にはずっとは嗅いでいたくないレベル。エボナイト剥き出しのものって初めてなので、これが普通なのかもしれませんけど、ゴムのニオイというのか、なんなのか。しばらくするととれるらしいので、毎日使いながらとれるのを見守りたいと思います。
そして、文房具屋とか万年筆専門店でもなかなかお目にかかれないワンチャーの万年筆は、楽天のペンライフさんで取り扱いがあります。後は公式通販です。
もう少し販路が広いと実際に試筆したり、軸を直接触れるのにと思います。
今回ご紹介したものは以下の誠エボナイト。
欲しいニブサイズがなくて今回は諦めた金粉入りのリミテッドモデルもあります。
世界樹万年筆という木軸も非常に気になっている。次買おうかな。
以上、終わります。







