続いての作品は…こちら!

No.3
『サイコ』
(1960年公開)

サスペンス映画の巨匠《アルフレッド・ヒッチコック》監督が手掛けた、サイコスリラーの最高傑作。

愛人のために会社から高額なお金を横領した一人の女性が、逃亡中に立ち寄ったモーテルで、経営者でもある母思いの青年と出会ったことから、身の毛もよだつ恐ろしい事件に巻き込まれてしまう…

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今から約50年前、当時としては斬新で画期的だった、監督特有の演出方法や巧みなカメラワークは、後に世に出てくる他の監督たちに影響を与え、今ではサスペンス映画には欠かせない重要な要素となった。

全編白黒で制作され、厳しく制限された環境の中で、尚且つ低予算で作られた作品だからこそ、今やあまりにも有名になったあの“シャワーシーン”が生まれたのである。

さらにもうひとつ注目すべき所は“トイレ”。当時、それまで一度も映画の中に登場しなかったトイレを使ったシーンを、この映画で初めて取り入れたことでも有名である(しかも“使って流す”所まで撮影したのも初)。

たとえ大統領や女王といった“VIP対応”が必要なお偉い方であっても、例外なく映画館への途中入場を禁止するという、徹底された情報管理の下、映画は上映された。

上映開始当初、評論家の評価はあまり良くなかったものの、映画を観た人々の評判が口コミで拡がり、歴史に残る大ヒット映画にまで登り詰めた。

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生涯に一度は観ておきたい、名作中の名作。貴方も是非…!!

☆★☆ちなみに…☆★☆

予備知識なしで観たら、間違いなく騙されます!もちろん、良い意味で(笑)
僕のオススメの映画を紹介するこのコーナー。続いての作品は…こちら!

No.2
『プレステージ』
(2006年公開)

“瞬間移動”という難解な大技トリックを巡る、二人の天才マジシャンの壮絶な戦いを描いた、前代未聞のマジック映画。

『ダークナイト』,『インセプション』等を手掛けた名監督《クリストファー・ノーラン》が、SF作家《クリストファー・プリースト》の小説『奇術師』を映画化。

主演には『X-MEN』でお馴染みの《ヒュー・ジャックマン》と、ノーラン版『バットマン』の主人公を演じた《クリスチャン・ベイル》を起用。二人の鬼気迫る演技は必見。

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キャッチコピーでもある“すべてのシーンに罠がある”の言葉通り、130分全編に張り巡らされた伏線や、時間経過をバラして前後に配置する“錯時構成”と呼ばれる変わった編集方法で、観るものを最後の最後まで惹き付けて離さない。

因縁と復讐に満ちた、一歩も譲れない“プレステージ(=偉業,名声)”の争奪戦。そして賛否両論を巻き起こした衝撃の結末。命を賭けた世紀の戦いの行方を、是非見届けて欲しい。

☆★☆ちなみに…☆★☆

ラストのあのオチ…

“なるほど!”と納得して頷いた自分がいた。ネタバレになるのでこれ以上は言えませんが、ありゃ確かに賛否両論起こるわぁ~…っと(笑)
今日から始まりました!僕がオススメする映画を紹介するこのコーナー。

では早速いってみましょう~♪

No.1
『13F』
(1999年公開)

現在と1937年の仮想現実が高層ビルの13Fで交差する、『ディ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒが製作したSFスリラー。

1937年のロサンゼルスを再現した仮想現実を造ったボスのフラーは、ある日何者かに殺され、知り合いであるホールに殺人容疑がかかってしまう。

ホールは事件の真相を追う内に、1937年と現在にパラレル・ワールドが存在し、そこで禁断の二重生活が展開されていることを知る。そして同時に、自分の存在そのものさえ、疑わざるを得なくなってしまう…

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同時期に公開された『マトリックス』に比べ、本作はサスペンス色が強く、二転三転する先の読めないストーリー展開に、最初から最後まで一瞬足りとも目が離せない。

2011年現在。CGの技術が飛躍的に進化した今、1999年当時と比べれば、本作は大したことないと思われるかもしれないが、人々や街並みを徹底的に再現した1937年のロサンゼルスは一見の価値あり。

☆★☆ちなみに…☆★★

個人的に言わせて頂くなら、タイトルにもなっている〈13F〉というキーワード、果たしてそんなに意味があったのだろうかと、今も疑問に思う(笑)