こんにちは！
横浜・戸塚と踊場のマタニティ・産後のママヨガとベビーヨガのお教室からりえです
プロフィールご覧いただきありがとうございます
今回は『わたしの妊娠・出産とヨガ②』ということで、
2人目の妊娠、出産のことをつらつらと。
2人目妊娠は、まさにこれからヨガの先生として頑張っていこう！！と意気込んでいたときに発覚。
胃のあたりがムカムカ。
なんとなく身に覚えがあるようなこの感覚。
そういえば生理もないかもー。
20代の頃から生理不順なんて当たり前だったから、ちっとも気にしてなかったというね…
この時の気持ちは忘れられません。
今振り返ると
息子には本当に申し訳なかったと思います。
タイミング的にまさに今から勢いつけてやり始めようとしていた時。
しかも子ども1人でいいなーと思っていたりしてたから、
なんで？？なんで今？？
私また働けないじゃん。
それしか思わなかった。
だから妊娠してるなと感じてたけど、受け入れたくなくて、
病院の検査にすらなかなか行けなかった。
妊娠検査も早く行くと、まだ確定できないからまた来てねってなるでしょ。
自費検査何回も受けられへんわ！というのもあって、すぐには行けなかった。
仕事辞めて収入ない状態だったので…
そうは言っても病院行かないとなーと思っている頃、
あれが始まったんです。
ドラマ『コウノドリ』です
赤ちゃんが生まれるシーンとか、
生まれた赤ちゃんを見たら
やっぱり素直にかわいいなぁ、愛おしいなぁと思えました。
それでようやく病院に行く決心をし、
そして妊娠確定となりました。
先生にはなんで気がつかなかったの？来るの遅いよと言われちゃいました…
めでたく妊婦となったわたし
２人目の妊娠中は、１人目のときとぜんっぜん違った。
仕事も辞めていて、まぁ基本的には好き勝手やらせてもらっているので、
ストレスフリー
だからなのか、まったくつわりというものがない！！
悪阻の原因はわからないと言われていますが、
やっぱりストレスとか大きいと思います。
ホルモンバランスの乱れとストレス、体にきます
赤ちゃんからの、ママお休みして！サインは間違ってない。
これを痛感しました。
相変わらずマタニティヨガにも通いました。
今回のマタニティヨガは、ヨーガとはだったり、妊娠出産で変わる体や心の状態だったり、体の使い方だったりと色々なことを知識として学んだあと。
それが自分自身の体を使って、知識と現実がリンクする体験になりました。
今回は里帰り出産。
しかも助産院
ただ実家からその助産院まで車で高速のって1時間…超田舎にある私の実家ね。フフ
出産直前までヨガの先生やりながら、自分の体も調整。
今回こそはヨガが出産にどう活きるのか試すんだ！！
そして自分の意志で産むのではなくて、
赤ちゃんと一緒に頑張るんだというのを決めていました
予定日の１ヶ月くらい前に実家に戻り、その1週間後くらい。
検診に行く日の朝。
なーんか下腹痛いんだよな〜。
妙に張るなぁ〜。
ちょっと時間を計ってみると、
んん？？
わりと定期的だね…
まさか陣痛と違うよね。。。
まだ予定日まで3週間あるよ〜？
とりあえず助産院での検診に向かいます。
エコーで見たり、お腹の張りを計測したりしてみます。
まだ降りてきてる様子もないしねぇ。
でもちゃんと張るよねぇ。
前駆陣痛やといいねぇ。
…と助産師さん。
しかし！
夕方になって、またも身に覚えのある感覚に襲われます
腰をぐぐっと押し出すような、
お尻の穴のあたりに圧を感じるような…
これは間違いない！！！
赤ちゃん、降りてきてるーーー
どんどんその痛みは強くなり、
痛みを和らげようと呼吸に合わせてキャット＆カウをやってみます。
助産院が遠いのであまりお産を進めないように、と言われていたのですが
どうやらキャット＆カウは、
骨盤内の血流を良くしたり、周りの筋肉をほぐしたりする効果が出たようで
予想に反してお産が進んでしまいました
娘は夕方から急に様子の変わった母を見て何を感じていたのでしょう。
車内では娘の手を握りながら、
痛みが来たらひたすら息を吐く。吐く。吐く。
痛みが落ち着いたら深呼吸。
車内で破水し、車を運転する私の母も軽くパニック！！
田舎過ぎて夜道にシカが出てきたりもう大変…
車内では親戚で近所に住む元助産師のおばちゃんが
ひたすら生まれないように私のお尻を抑えてくれて
なんとか無事に助産院に到着
ベッドじゃないお布団の上なので、出産の体勢は自由。
自分でも呼吸が楽にできているのがわかったし
赤ちゃんが出てくる感じがすごくよくわかりました。
今回の出産で前回と一番違ったのは、
全くいきんでいないこと。
赤ちゃんが出るよ〜っていう時こそ、
息を吐いて体の力を抜いて楽にしてるってこと。
そしたら赤ちゃんが自然に、自分の力でぐぐっと出てきたのよ
これには感動〜！超感動！！
赤ちゃんの力ってすごいね。
自然に産むってこういうことを言うんだね。
体をゆるめるってこういうことなんだね。
なにより自分自身の体がすごく楽！
１人目の時に感じた筋肉痛みたいなのもないし、ヘトヘト感もない。
会陰も裂けず、すこし擦り傷ができた程度。
夫に電話報告したら、
ほんとに生まれたの？声が元気すぎるんだけど！
と疑われたほど。
ヨガってすごい！
関わってくれたどの助産師さんにも
呼吸がすごくよかったね！
さすがヨガの先生ね〜！
とほめていただき、まんざらでもございませんでした
その後は自分で臍帯を切ったり、胎盤を見て触って観察したり、
とても楽しいお産でした。
そして娘はというと。
この一連の様子をばぁばの手をぎゅっっと握りながら、真剣に見入っていました。
一言も発さず、ただただ真剣に『生まれる』という瞬間を見てくれていました。
弟が誕生して、私も周りも少し落ち着いたとき
初めて声を出して泣きました。
やっと緊張がとれたんだね
さっそく３人並んで眠りました
まだ2歳になったばかりの娘にとっては、とてもとても刺激が強く
強烈な出来事だったはず。
でもこの生の現場に立ち会ったことで、そのあとから今でも
「赤ちゃんはココから生まれるんだよね」と
私のオマタを指差して話してくれます
この体験で私も生や性に対する印象が変わりました。
その後弟くんは元気に育っています
私はよりナチュラルな子育てをしてみたくて
布おむつを使ってみたり、まんまる抱っこでおひなまきやスリング、
おんぶ紐なども使ってみました。
予防接種もしてないんです。
そうするといろんな発見があるものですね〜
一方で、いろんなものでアレルギー反応が起こったり、
乳児湿疹から始まった全身の湿疹でお肌はボロボロ。
眠れないくらい痒みがひどく、本人もケアする私ももうくたくた…
という日もあります。
弟くんに限らず、お姉ちゃんも
食べ物、お薬、洗濯洗剤などなど気を配るところはたくさんあります。
でもこれらは全部子どもが私に勉強させてくれていると思っています。
私のヨーガの先生はこういってくれました。
『先生という人は、人より先にいろんなことを経験するものだよ』と。
私がたくさんの赤ちゃんやお母さんの前に立つ先生だから、
子どもたちはそれを知ってか知らずか、
身を持って私に教えてくれています。
私はそれをちゃんと受け止めて、受け入れてあげる。
受け止めたくない現実も時にはあったりするので、
今はまだそれの訓練中。
私にとってはあり得ないタイミングでやってきた２人の子どもたち
でもそのタイミングでなければ私は今きっと違う道を進んでた。
振り返ればそのタイミングは正しかったんでしょうね
今の自分に、今の人生に後悔はないから。
さてそろそろプロフィールも終わりです。
次回は『２人の子育てをする私とヨガ』。
あと少しお付き合いくださいませ
