久々に会った猫友さんと、「最近はどんな本を読みましたか?」という話題になり、
「日本の大和言葉を美しく話す-こころが通じる和の表現-」という本を読んだのですよ、と
お伝えしたところ、何と猫友さんもお読みになったとのこと。
「日本の大和言葉を美しく話す-こころが通じる和の表現-」/高橋こうじ著/東邦出版
訓読みで発音されるのが大和言葉。
例えば「故郷」だと、(こきょう)と読むのは漢語で、(ふるさと)と読むのが大和言葉なのだそうです。
私もそうですが、(ふるさと)と言う方がホッとするように感じる方が多いのではないでしょうか。
ゆったりとして奥行きのある言葉づかいがたくさんあって、
日ごろ、さり気なくこんな言葉づかいができるようになりたいな、と感じました。
この本を読んだら、「超○○」とか、「めちゃくちゃ△△」などと言っている自分が恥ずかしくなったと
猫友さんに話したら、猫友さんも同感だったそう。
言葉というのは変化していくものですから、「超」や「めちゃくちゃ」が決して間違っているわけでは
ありませんが、年齢的にそういう表現はそろそろ卒業しようかな・・・と思います。
ちなみに、私が一番目ウロコだったのは、「かきいれ時(=商売などが最も忙しい時期)」は
「書き入れ時」と書くということ。
これまで何の疑いもなく、「掻き入れ時」だと思い込んでいました。
商人が帳簿に収入を書き入れる回数が多いとき、という意味なのだそうです。
お読み頂きありがとうございました♪

