小学校のコンクリが出っ張ったようなところで
彼がね、大きな手を開いて
外国のコンビニのショーケースみたいな
あるいはお祭りの屋台みたいな。
ああいう容器の中にある
ホットドリンクの缶がたくさん入っていて。
ここから選ぶと良いんだよって。
福島の方なのかな、と思ったら
社用携帯で見つつ、
東京駅から歩いたところに合ったの。
私はまた切れた
数学の問題集が手元にあり。
あ、やばい これまたわかってもらえないやつだと予期して、
私はどこかの部屋に閉じこもろうとして
入ってこないでとバンと戸を締めて
意外だったのが ごめんね、と小さな声で聞こえたの。
父だったかな。
たまおさんがいた