Metalized インタビュー記事和訳公開 | 福島の一人メタル DEATHROLLのブログ

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福島県を拠点に活動しているデス、ブラックメタル系のソロユニットDEATHROLLです。


デンマークで最も影響力のあるメタル雑誌"Metalized"でのインタビュー記事の和訳を紹介させていただきます。


〜下記、和訳文です。










「BurzumとSlayerを聴いた瞬間、私は虜になった!」


本文


日本人アーティスト、Kazuya Niitsumaは、ブラックメタル・プロジェクトDeathrollの中心人物であり、10年以上にわたって常に活気に満ちた日本のローカル・メタルシーンに貢献してきました。

ポジティブなアルバムレビュー、地元テレビでの出演、そして何度もライブを行うことで、Deathrollはここ数年で着実に勢いを増してきました。

今回のインタビューでは、Metalized誌がDeathrollの音楽的・感情的な側面と、Kazuya自身のヨーロッパへの野望、そして日本のメタルシーンについて深く掘り下げています。



質問と回答部分


A CORRUPTED ANGELは昨年リリースされましたが、この作品はあなた自身やDeathrollをどう表現していますか?

→ 寂しさや悲しみをテーマにしています。私は生きること自体に苦しみを感じることが多く、それを作品に反映させています。音楽を通して少しでも力になれたらと思っています。


あなたの音楽を通して人々にどんな感情を伝えたいですか?

→ 空虚さを感じさせつつも、成長への道を見つけてもらえたらと思っています。


Deathrollの歴史について少し教えてください。元々ソロプロジェクトとして始めたのですよね?

→ そうです、最初は完全なソロプロジェクトでした。最初のリリースはSTF Recordsとのものでした。


Deathrollとして10年以上活動してきました。今、キャリアを振り返ってどう感じますか?

→ 多くの経験を積むことができました。特にSTFとの初めてのリリースが思い出深いです。


過激なメタル音楽に興味を持ったのはいつ頃からですか?

→ 若い頃、ブルータルで激しい音楽に惹かれました。特にBurzumSlayerを聴いた時、一瞬で心を奪われました。


現在のDeathrollの目標は何ですか?

→ いつかヨーロッパのフェスティバルに出演することが夢です。日本のブラックメタルとして存在感を示したいと思っています。


A CORRUPTED ANGEL以降、何か新しい作品に取り組んでいますか?

→ はい、Legacy Magazine 154号に収録された「Storm of Silence」に続き、現在も新しい楽曲に取り組んでいます。


日本のエクストリームメタルシーンについて教えてください。

→ 才能のあるバンドはたくさんいますが、英語力の問題や長期休暇の取りづらさなどから、海外で活動する機会が少ないです。また、日本人はメロディを重視する傾向があり、極端にブルータルなサウンドは限られています。Deathrollはスタジオワークに重きを置いており、他のバンドをリスペクトしつつ、自分のスタイルを貫いています。


最後に読者に伝えたいことはありますか?

→ 自尊心は低めですが、デンマークで最も影響力のあるメタル雑誌にインタビューしてもらえたことは大きな名誉です!