しばしば非難されることもあるが、おれはおれの信じるものを曲げない。
言うだけの連中とは違っておれはDEATHROLLの存亡や責任を背負っている。
大多数の人たちに聞いてもらえれば、過去の音源と今のDEATHROLLのどちらがいいと言うかは明白である。
俺が学んできたことを集約した音源が次の新譜である。
2019年のA sick lifeは俺の中では、次の作品の足がかりとなる存在として発表した。
自己紹介となるアルバムといった立ち位置である。
本当に俺がやりたかった曲調の全てが次の新譜に詰まっている。
威張るつもりはないが、これでも活動を10年はやっている。
どれが良くてどれが気品のない活動かは心得てるつもりだ。
思いつきの"面白そうな企画"をやってもいい時期はDEATHROLLにおいては過ぎたと思う。
レベルの高い、普通の人では作れないものを追求して作っていく段階へと足を踏み入れている。
言っちゃあなんだが、音楽ほどアマチュアが吠える分野はないと思ってる。
それほど感情に訴える分野であり、逆に感情でやると大火傷を負うのが音楽活動だと個人的には思ってる。
大御所であればあるほど理論や経験論で活動している。
商業音楽の世界は知らないが、メタルにおいては特にそんな気がしてならない。