ピアノ基礎レッスン「発音した指先」⇨「次は何処へ向かう?」 | モモまんあい『アンダンテ草子』

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アラカン主婦「モモまんあい」 自閉症娘の終わりのない子育てに翻弄されつつ、ピアノと読書を楽しむ
『日々のアンダンテ草子』

前の日記で「発音の感覚」について書きましたが、
その「発音した指先」は「次は何処へ向かう?」うーんはてなマーク

今回はそのお話メモ

音楽は
発音された音が繋がって繋がって流れていくのだから、当然、「次の音」「次の音」へと「指先」は向かっていくよね。
でも
「次の音」「次の音」と闇雲に指先が進んでいるだけじゃバツレッド
物申す「そこには意識しなければならない大事なことがある」と、私の先生はおっしゃるんです笑ううさぎ

言葉で表現するのは難しいなー上手く伝わるかなえー?

例えば
「赤とんぼ」という童謡がありますね。
音譜ゆうやーけこやけーのあかとんぼー」です。

(私の先生が「赤とんぼ」に例えて話したわけではありませんよ。私が説明しやすくするための例えです爆笑)

歌う時って
「次は、このくらいの高さで、このくらいの息使いで、このくらいの声を出す」って、頭の中は絶えず考えてますね(無意識っぽいですけど汗うさぎ)
物申す「それをピアノでもやるびっくりマーク」って
先生はおっしゃるんです煽り!?

特に
音譜〜こや『けー』の」の『けー』の時、
高いし、伸ばすし、腹圧(エネルギー)いります。
ということは、
その前の「や」を発音してる時から、
いや、その直前からも
「次は『けー』だよ。高いよ。伸ばすから腹圧(エネルギー)もたくさんいるねー」と思い(準備し)つつ、
「や」を発音し
息やエネルギーを整えて『けー』の発音に向かうと思うんです。

物申す「それをピアノでもやるびっくりマーク


物申す「ピアノで歌う とは 文字どおり『歌う』こと」


「や」の音を弾く時は「や」の音だけ考えていてはバツレッド
次の『けー』を弾くためのエネルギーをしっかり意識して『けー』に向かって「や」を弾くんだって物申す

今弾く「や」だけ⇨「けー」だけ⇨「の」だけ弾いていても、音の羅列でしかない。

ピアノを弾く指先は
絶えず、
次の音への高低差やエネルギーをしっかり意識した上で、発音しながら次の音へ。
離鍵の方向もエネルギーも次の音へ。

今発音される音は、
次の音への準備(高低差やエネルギーを伴った)として発音されなければ、音楽(歌うこと)になっていかない。

次の音への「高低や強弱も含めたエネルギーの差」をしっかり意識した上で、
音を次へ次へ、まさに「歌う」ように繋げて、 
それがモチーフとなり、フレーズとなり、
大きなまとまりとなって
曲として、音楽となっていく〜音譜音譜音譜音譜音譜
⇧⇧こういう風に音楽を作っていくコトを
先生は「デッサン(素描)する」とおっしゃいますニコニコ


今レッスンを受けている
「ベートーヴェンソナタ12番第1楽章」の「第2変奏」
🟣で囲った左手でのオクターブの跳躍驚き

音譜ミ♭⇨ラ♭ ⇨ミ♭⇨ラ♭⇨ミ♭⇨シ♭⇨ミ♭⇨ド⇨ミ♭⇨シ♭...

高音が「ラ♭⇨シ♭⇨ド」と上がっているということは、

「音へのエネルギーも高まっている」のだから

それも意識して

「次の音へ」〜と指先は向かっていかなければならない物申すと先生はおっしゃいます。

(それに、この「ラ♭⇨ラ♭⇨シ♭⇨ド⇨シ♭」は

大事なテーマメロディーなのだし〜音譜音譜音譜)

エネルギーの高まりをしっかり意識して発音しないと

"左右べちゃべちゃ餅つき"になってしまう驚きガーン


とっても難しいですけどおーっ!がんばります音譜音譜音譜



p.s.
「次の音への指の準備(方向)」について
YouTubeでドレミさんのとても分かりやすい動画を
見つけたのでシェアさせていただきますお願いニコニコルンルン