「ピアノ練習したのにガックリだった」お話ーピアノの発音の感覚とは？何ぞ？

はあー

前回のピアノレッスンのお話です

...って、レッスンの話を書くのは久しぶりですね

ハイちゃんと続けています♪ですよ

昨年末の発表会には出なかったけど

ずっと弾いてきている

「ベートーヴェンソナタ12番第1楽章」のレッスン

年末年始に

＂自分なりに表現を考えて練習＂しましてね

それを先生に視聴していただきましたーーーら

「手首クネクネ肩ピョーン」など

私の悪い癖がバンバンに出ていたらしく

(本人自覚なし⤵️)

「それじゃベートーヴェンの音は出せないねー」

「手首や肩の無駄な動きが多い弾いているつもりでも音が出てない(弾くエネルギーのすべてを)指先に集中させなきゃいけないのに、肩で力んで手首で抜いて💦　それでは、音は出ないよねー😮‍💨」

ということで

「弾くエネルギーのすべてを指先に集中させる」とは何ぞ？

その感覚をつかむためのレッスンの始まり〜

①指先に自分の身体を委ねる感覚を覚える練習

ピアノの前に立って、蓋を閉じる。

蓋の上に手を指先立てて(ピアノ弾く形)置いて

指先に向けて身体をもたれさせて

指先だけで身体(自分の全て)を支える。

ま、腕立てふせの準備段階の姿勢みたいな前傾になりますが、

その時、指先以外のところに力が入っていないことが大切。

腕立て伏せと思うと、

指先以外に力が入りやすくなってしまいます

先生に、肩をピシッとされました

おっ！肩に力が入っていたようです

まるで「坐禅🧘‍♀」のようです。

それが「合格」したら次は

②「発音する」とはどういう感覚か？の練習

指の付け根(第3関節ですか)から指を動かしてみる。

身体がフワッと浮く、その感覚。

軽く動かせば、軽く浮き、

大きく動かせば、大きな反動となって身体が動く。

「その時に音が鳴るんだよ♪」(発音の感覚)

蓋の上で、この練習をすると

指先に委ねる感覚も

指の付け根を動かしてその反動で身体が浮く感覚も

わかるのですが、

(何度も続けていると、指先が熱くなって

血液も集まっているんだなーと感じます)

「これを鍵盤上でする」というのが、

私には

どうしてもいまだにその感覚がつかめません

この感覚が「発音の感覚」なのに

どうしてもわからない

これって

「鍵盤から指が離れる時こそ音が鳴る」ってこと

ですよねー

でも、私

どうしてもどうしても

「鍵盤を押さないと音は出ない」と

頭の中で思ってしまう。

身体が、指が、そう動かないと「音が出ない」と

思ってしまうんです

だから

弱い音を出そうとすると「手首で抜こう(コントロールしよう)とする」

強い音を出そうとすると「肩からぶつけていく」

これが

「手首クネクネ肩ピョーン」の悪癖に繋がるんだろうなーーー

年齢的に

「ハイフィンガー奏法」で育ってきた弊害か？

今が真っさらな子どもの感覚であったならーーー、

真っさらな子どもの感覚の状態で

先生に出会えて

レッスンを受けることができていればーーーって

すごく思うんです

でもね、

先生もこう↓おっしゃってくださるんです。

「学生時代、この感覚がわかるのに一年くらいかかったよー」って。

その言葉をお聞きするとーーー

「オバさんの趣味ピ」なのに、

基礎の基礎から根気よく何度も何度も

先生は教えてくださろうとする温かな方なんだなーって思えてーね

レッスン中は

「またこの練習か振り出しに戻っちゃったよ」って

ショックで悲しく

ボロボロ心の中は泣けてくるのですが

帰宅して

レッスンのことを思い返してみると

「ありがたいことだなー💖」と

じわじわーんとしてきます

「指先❣️指先❣️すべては指先❣️❣️❣️」

この「指先の発音」を確認しながら

「ベトソナ12番第1楽章」がんばろう