…しかし
今回もエコーありませんでした
NSTで赤ちゃんが元気なことはしっかり確認できました!!
先生からは、改めて前置胎盤の出産リスクの説明がありました。
先生「非常に珍しいです。前置胎盤は出産や手術歴などのある方がほとんどなので。しかも完全に胎盤が子宮口を覆っていますね(=全前置胎盤)。本当に珍しいです。」
そんなに珍しいと言わなくても…
一般的に、帝王切開や子宮の手術をしたことがある人は、子宮内に傷ができいる場合、(本来着床しやすい子宮上部ではなく)その傷のくぼみに着床して前置胎盤になることが多いそうです。
↑先生が分かりやすい言葉(ex.傷のくぼみ)で説明してくださっているので参考程度で
私の場合は初産ですし子宮関連の手術歴等はなく、その他の要因もあてはまらないため、なぜ前置胎盤になったかは分かりませんが…
手術歴がある方に比べると
胎盤が子宮に癒着している可能性は低い
とのことです
前置胎盤が他の出産よりもハイリスクで
大量出血になるのはよく聞きますが
この癒着胎盤の状態がさらにハイリスクなのです。
子宮を摘出しないといけなくなることもあります…
もともと子供は2人欲しいと考えていたので、2人目がどうなるかはこの出産次第になります
(まずは1人目の子が無事に産まれてきてくれるのが何よりですが)
癒着しているかどうかは今後、MRIでしっかり検査するようです。
また、癒着していなくても大量出血が見込まれます
↓↓
本来、子宮の上部に胎盤があれば、出産後に子宮の収縮とともに血管も収縮するので自然と止血されるのです。
ところが、子宮口付近に胎盤があると、出産後も子宮口付近の子宮筋の収縮力は弱いので出血が止まりにくくなってしまいます。それで通常よりも出血量が多くなるのです。
そのため出血に備えて、自分の血液をできるだけストックしましょうとのこと。目標は1200ml
ちなみにこの前日にも前置胎盤の手術が行われたそうで、その方は2500mlの出血だったそう…。やはり多いですね
次回の貯血のために、鉄剤が処方されました。
せっかく薬剤師なので情報提供します
↓↓↓
クエン酸第一鉄ナトリウム (フェロミア)
1回1錠 1日2回朝夕食後
副作用:吐き気、便秘、胃部不快感
↑副作用は色々ありますが、私の体感として患者様からの訴えが多いのはこの3つ
服用時の注意点:お茶やコーヒーに含まれるタンニンが鉄の吸収を阻害する▶︎お水で服用
↑意外と緑茶とかウーロン茶で飲んでいる人います
相互作用:制酸剤で吸収低下
↑妊婦さんは便秘になりやすく、便秘薬として酸化マグネシウム(マグミット)を服用する方も多いのですが、時間をずらした方が吸収◎←目安:鉄剤服用後2時間はあけてほしい!
あとは、便の色が真っ黒になります!
↑これは、患者様が驚かないようにといつもお伝えしていましたが、自分で実際に色を見たことはありませんでした。
そのため、今回自分が服用してみて想像以上に黒くて驚きました笑
長々と書いてしまいましたが、読んでくださりありがとうございました