脳転移の詳しいところ | 青空のように 小細胞肺がんの母とわたし

青空のように 小細胞肺がんの母とわたし

母の闘病記。当初限局型でありながら完治しないと言われ2ndオピニオン等諦めてしまった母。しかし標準治療を取らなかった最初の病院に疑問を持ち県立がんセンターに転院、完治目指すも間に合わず多発転移、放射線治療抗がん剤を終えて在宅で緩和ケアがはじまりました。

前回のブログがどうやら

[アメーバトピックス]で

取り上げられたようです。


拙い文章いまだ慣れないamebloですがイヒ

ご訪問頂いた皆さま

フォローくださった皆さまには

ありがとうございます照れほっこり

これからもどうぞよろしくお願いします。



さて、母ニコのガンは 肺がんの中でも

どちらかと言うとマイナーな小細胞肺がん

というタイプです。


スピードが得意なタイプ

あっと言う間に増殖するらしいです。

実際 母も完治(寛解?)で逃げ切り

たかったですがキョロキョロ

抗がん剤治療と放射線治療の隙を突かれ

脳に転移してしまいました。


ですが、増殖スピードが早いそのぶん

 抗がん剤や放射線に対し反応しやすい

タイプだそうで、治療効果が出やすい

と、言われています。

しかしイタチごっこにもなりやすい…。


母はニコ県立がんセンターに転院して

原発巣の肺の縦隔部とリンパ節に

3月末からGW頃までかけ1ヶ月

放射線治療しかなり小さくなり

ほっとし照れて、さて脳転移の定期確認、

でMRIを撮ったら🧠転移判明。

5月半ばの事です。

呼吸器内科の主治医の即采配で

放射線科と脳外科とのドクターも

チームに加わり問診がされ

この間5日間くらいの事でした。


ドクター達の話しを纏めると、

転移箇所は目に見えるのが8箇所

左側頭、大脳、小脳、脳幹(橋)など

大きいので1.5cmくらい

小さなモヤっとしたものもかなり有り。

脳はそのバリア機能のおかげで抗がん剤が

届きにくく、治療の選択肢は放射線。 

そして広がる状況と、目に見えない

ものまで叩く為ピンポイント照射ではなく

全体に放射線を当てる定位置照射。

治療は10回 に分けて30グレイ

月〜金曜の毎日通って2週間

治療には付き添いの人がいるのが安心と。


副作用としては、まず浮腫みがおこり

それにより頭痛や気持ち悪さ、目眩

味覚異常また中耳炎など。

それぞれ薬で対処するので何かあれば

すぐナースに相談してね、と。

治療中 毎日シャンプーしてOK

 残念だけど頭髪はほぼ抜けると思ってねと。


長いスパンでの副作用は

半年から一年かけて脳が萎縮し認知症、

マスクでガードするけど白内障の

リスクもあがります、と。

こんな所でした。

そんな中で、放射線科のドクターの言葉

消えて無くなる効果がまだ期待できますよ

と、嬉しい言葉お願いおねがいキラキラに希望が✨


転移はもう仕方がないけれど

おそらく転移してなくても予想では

予防的に放射線の全脳照射を、と言う

流れを想像して居たので、

母にも脳のMRIの結果を聞きに行く前日

おそらく次のステップは頭に放射線、と

少し説明しておいたのです。

なので

転移してなくてもやる事は一緒だった…

そう思っています。



しかし、速さが自慢?の小細胞がん

脳に転移がわかりショックに固まる中

ひらめき電球ガーンハッとして気になったのが

別の場所への転移。

脳と骨に転移しやすい、との事で

呼吸器主治医にそこを話すと

そうですね、そちらもすぐ検査しましょ

と、なり骨シンチグラフ検査も手配。


脳転移がわかり、これで骨までだったら

どう母ガーンと父ショボーンを励まそうか…

しょんぼり……もやもや

検査から結果を聞くまでほんの数日間

モヤモヤハラハラぼけー

母や父の顔を見るときは努めて明るく

前向きで居よう、と気分転換で散歩。

結果を聞きに行く前日に見た空


この時良い天気で気持ちの良い空でした。


結果は、

骨には転移してなかったーー!!!

良かった〜照れ笑い泣きキラキラ



ちなみに、血液検査での腫瘍マーカーは


PRO-GRRは137でした。