ある人から送られてきた手紙には、こう書かれていた。
「自分を信じて、前進あるのみですよ♪」
それと、ある本の一節が書き綴られていた。
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新しい技術を発明したような人たちの経験を聞いてみると、ある時「これを試してみてはどうだろう?」とふと思いつく段階があるそうです。
同時に必ずまわりの人に、「今までの常識では考えられない、それは無理だ」と反対されたり、やってみるのを渋られる時期があるのです。
まわりの人たちは意地悪で言っているのではなく、今までのその世界の経験と常識から考えれば、本当に無謀なことなのでしょう。
今までの感覚で判断していたら、その技術は生まれなかったことになります。
直感を生かすことが出来たのは、その人が今までの経験にとらわれない判断をしたからです。
突然、今までの自分の経験とはまったく関係のないことを「やってみたい、すごく楽しそう」と感じたとします。
でも経験がなければ、「そんなことできるの?」「やってどうするの?」という常識が頭に浮かびます。
そして、「そうだよね、無謀だよね。」と納得するわけです。
仮に、今までそれに携わった経験があれば、「できる」と思えるのでしょうか?
そうではないと思います。
こういう人は、もし経験があったとしても「経験があるからといってうまくいくとは限らない。誰にでもできるとは限らない。」というような、出来ない理由をいくつも考え出すと思います。
思いついたときに、「できる」「無理ではない」と思えた人だけがうまくいくのです。
自分が思いついてしまったということは、自分には出来る力があって、先にはチャンスが待っているからこそ、ふと思いつくのです。
直感には、自分の感情や希望が入ってないので、どうしてそれを思いつくのかも、それをするとどうなっていくのかも、その時点ではわかりません。さらにそれを感じたときに「これが直感ですよ」という合図があるわけではないので、自分が頭で考え出したことなのか、直感なのかわからなくなる時があります。
この時に大事なのは「ふと思いついたことを自分が直感だと認識するかどうか」なのです。
だから、ふと何かを思いついたときに、変な理由付けをしないことです。
「私は今までこうだったから、こう考えたんだろう」とか「さっきまであれをしていたからその延長で思いついたんだろう」というような都合のいい理由を頭でひねり出さないことです。
実行する前から、それがうまくいかなかったことを考えて、「きっと無駄だろう」という今までの常識で先を判断するのは本当に勿体無いことです。
つまり、素直な人のほうが直感を早く利用できるのです。
自分自身がふと思いつくことが、自分にとって悪いはずがないと思いませんか?
自分の感覚に、もっと自信をもつべきです。
・・・浅見帆帆子さん『やっぱりこれで運がよくなった!』から、一部抜粋。
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長々と読んでいただき、ありがとうございま~す!
直感を大事にしていきましょうね!!