現在公開中のインド映画「ロボット」が大人気となっているらしい。
インド映画界のスーパースターと言われる「ムトゥ踊るマハラジャ」の出演で
日本でも人気の高いラジニカーントを主演に迎えた本作映画。
ラジニカーントは天才博士とロボットという一人二役を演じており、そのロボットが
人間に失恋して冷酷なターミネーターとなって大暴れする様子を、インド映画さながら
の歌と踊りで描いたものとなっている。
映画は、5月12日に封切りされ、20日までの9日間で、観客動員数が1万6769人
興行収入2249万円(全国28館)を記録し、配給側が目標としていた興行収入の
6000万円を到達する勢いのようだ。
渋谷TOEI、新宿バルト9を中心に、横浜、川崎などで初日、2日目の午後以降は
満席が続いたという。
また大阪や福岡では平日の動員数が、日曜日を上回る興行となっており、翌週も
新宿は土日ともに満席となり、いずれの劇場もは前週比がプラスと好調だった。
客層は20~50代と幅広く、配給側によればあの有名な「ムトゥ踊るマハラジャ」
を見ていたファンと、アクション映画のファンなど様々だという。
なお、劇場で現在配給されているのは日本版2時間19分に短縮されているが
インド版2時間57分が、6月1日より渋谷TOEIで2週間限定公開され、その後
全国順次公開予定となっている。