賜ったいのちに
お礼のいえる人生を
生きよう
これを今年度からの万休寺の教化テーマとさせていただきました。
私の好きな岡本太郎の言葉の中に
「太陽はすべてgive(ギブ)です。」
という言葉があります。
たしかに私たちは太陽になにも返すものはないけれども
すべての生きとし生けるものが
太陽の恵みをいただいていきていることに間違いがありません。
私たちが生きて行く時には
give&take(ギブアンドテイク)で
これをしてあげるかわりにこれをするということがほとんどだと思います。
しかし、私たち一人ひとりがいただいた「いのち」はすべていただきものであった、なにも返して行くことができない
いただきっぱなしの人生であった。
そのような考え方ができていく。
すべてのことにお礼がいえるということはそういうことでないでしょうか?
これから、このテーマを宗(むね)として仏法の教えを訪ねて行きたいと思います。
