今日の一杯~萩の鶴 夕涼み猫~ | 大崎市にある理容室 床屋ダンキ経営:阿部万亀雄

今日の一杯~萩の鶴 夕涼み猫~

お盆の墓参り巡りも終盤を迎え、妻の父方のお墓参りからの帰宅ついでに

築館の酒屋さんに行って購入した酒を、もう、、飲みたくて飲みたくて、、、

栗原の酒屋さんなだけに主に栗原登米方面の酒は圧倒的に豊富だ。

いろいろありすぎて悩んだ結果選んだのはコチラ。

 



【萩の鶴 夕涼み猫】

宮城県の酒を物色中、

ラベル買いをしようと思ったこの酒を、ちょうど店員さんにお勧めされたのでこれ買うしかないとなったわけだ。

今日は妻が不調ではあるが火曜日と言うことでカレーを用意したので飲むことにしたのだ。

そんな今夜のつまみはコチラ。

 



鶏手羽のカッチャトーラ、枝豆、トマト、漬けにんにく、モズク酢。

えっ!?カレーは無いの??

と言うツッコミに関してはあとでお話ししよう。

 



ではいただきます。コク、コク、キュッ

おぉ、お店で聞いていた通り炭酸が効いている。

日本酒を飲んで炭酸が効いているという表現はどうかと思うが、炭酸が強めの日本酒であることは間違いない。

萩の鶴はDANKI店長の好みの日本酒上位に食い込む銘柄なだけに間違いなく好きな酒だ。

若干樽の香も楽しみつつ品のあるコク、旨味が食事を楽しくしてくれる。

さて、お楽しみの枝豆をパクパク。

 



こちら実家で朝取りしてもらった枝豆を当日蒸かしたのも。

お恥ずかしながら人生で初めて枝豆を下ごしらえした。

枝豆を枝からもいで塩で産毛をこそぎ取ってよく洗って水切って蒸し布にくるんで20分蒸してみた。

見た目が茶色っぽくイマイチだが妻によると【茶豆】だからこんな色なんだとか。

お味はバッチリ。甘うまで美味い。

お次はにんにくをモグモグ。

 



こちらも実家に行った際、母が作っていた【ニンニクの白だし漬け】をアレンジしてみた。

 

このニンニクもせっかく蒸し器を出したのだからと蒸してみたのだ。

煮干し出しに昆布だしを合わせ醤油とみりんで味付けするシンプルなものでも美味いが

どうも白だしを使うと旨味の広がりが違う。より多くのうまみ成分が入っているのだろうと勝手に納得している。

お次はモズク酢を頂こう。

 



こちら黄金のモズクとの品名だが、妻曰く昔食べていたモズクはこんなだったとのこと。

酸味が控えめで食べやすいモズク酢だ。

DANKI店長の実家ではモズクが出た記憶が無く、

学生時代大手居酒屋チェーン店に行ってモズク酢を食べた記憶をたどると

ひじきくらいの太さのものだったような気がする。

産地はいろいろあるのだろう。

さて、メインのカッチャトーラを頂こう。

 



かッチャトーラとは猟師風の料理とのことで肉類を焼いた後、香草類と一緒に煮込んだ料理のことのようだ。

実は今回カレーを作るうえで参考にした料理なのだ。

鶏手羽に下味をつけて皮目をしっかり焼き色付けてから煮込んでいる。

 



時間としては炒めから煮込み完了まで1時間くらい火を入れたが、

身離れが良く柔らかく仕上がったのは個人的には満足な点だ。

 



最近マイブームの【グルテンフリー】料理として小麦粉、醬油を使わずに作ってみた。

ついでに言えば砂糖も使わなかったので非常にすっきりした仕上がりだ。

カッチャトーラに入っているトマトの酸味と炭酸の効いた日本酒との相性は思いのほか良いと感じる。

『洋風肉料理には赤ワインがー!!』とか言われそうだが、何のなんの日本酒で十分すぎるほど楽しい食卓となるぞ!



トマトはスーパーで売っていた宮城県産のもの。

調理してカチャトーラに使おうと思ったが時間の関係でトマト缶を使ったためそのまま切っておかずとして出した次第。

トマトは長女が最近苦手としているがきゅうりとともにそのまま食卓に出す機会の多い食材だ。

茹で卵は前日妻が用意してくれた余り物。

 



カチャトーラと違って手をかけない料理があるのも家庭料理の1つ。

何の変哲もない固茹で卵だ。DANKI店長は最近生卵~半熟卵を避けているのだ。

で、実は今夜のカレー料理はこのかッチャトーラをカレー風にアレンジしたものとなった。

『いかに市販のカレールーを使わずに子供たちに美味しいと言ってもらえるカレーを作れるか?』

そんなテーマで毎回カレーを作っている。

 



決め手は出汁と旨味をどの食材で取るかを考えて少し余計かと思えるくらい煮込んだり、

旨味のある食材をチョイスしたりしている。

今回初めてセロリ入りカレーとなったがセロリを全く食べない次女も完食してくれたので

次回以降も機会があれば入れてみようwww

夕飯中、妻もモゾモゾ起きてきて酒を手伝って(?)くれたので当然ながら今夜も4合瓶が空っぽだ。

いつもながら個性豊かな日本酒が多くなっており良いことと思いながらも、

長く愛されている酒を飲むとホッとするDANKI店長がいるのも事実だ。



萩野酒造株式会社 
〒989-4806
宮城県栗原市金成有壁新町52番地 
電話 0228-44-2214