今日の一杯~満寿泉 辛口~
石川県出身のお客様からお勧めされ、
大崎市近辺にはなかなか売っていないためお客様に仕入れてもらった一品。
【漫寿泉 辛口】
ありがとうございます。
1升瓶の為、妻に冷蔵庫の状況を窺うことから始まるのだ。
『そろそろ飲むんだな』と意識させつつ、とある週末の日曜の夜を迎えた。。。
そんな日の夕飯はこちら
かぼちゃのグラタン、とり胸肉となすの治部荷風、にら玉、ホタテ、大根とカブのぬか漬け。
では頂きます。
1日の疲れにゴクリと一杯。。。
おぉ、なかなかですねぇ。。。
【辛口】とのことだが、宮城県によくあるいわゆる端麗辛口とはまた違う
一本芯の通った辛味の周りを芳醇な風味が覆っている。
一寸吟醸酒のような雰囲気を味合わせてくれる酒だ。
美味い。
さて、つまみも食おうではないか。
まずはかぼちゃのグラタンを。かぼちゃのグラタンというのもなかなか珍しいが子供たちは大喜び。
満寿泉の飲み口にインパクトがあるがとろけるチーズ入りのグラタンも負けずに主張してくるので、
まるで日本酒が白ワインのように喉を通っていく。
次に【とり胸肉とナスの治部煮(じぶに)風】。
治部煮とは良く分からなかったがネットで調べてみたらどうやら石川県の郷土料理のようだ。
たまたまとはいえ最近妻が良く見ている料理本に載っていた料理だそうだ。
北陸(富山)の酒を飲みながら北陸(石川)の料理を頂けるとは、ありがたい。。。
胸肉に小麦粉をつけてなすと一緒にダシで煮た感じか?
ダシを効かせた煮物は子供たちの大好物。日本酒との相性を考えるとこちらが私好み??
しかしこの場合主役は満寿泉であろう。
パクパク治部煮を食べながら満寿泉を飲み込むのは贅沢で良いねぇ。
と、そうしているうちにレンジが『チン』して妻が出てきたものがこちら
ホタテ焼き。
今はレンジ(オーブン機能)でできるから便利だ。
長男が妻の両親とどこかの物産展(?)に行ったときに買ったのだそう。
こんな大きなホタテも久しぶりだが、まずは貝柱をパクリと頂く。
うん、海の風味と食感を楽しめるのは貝類の醍醐味。
その後【ひも】や【内臓】も残さず食べ
殻に残った汁も一飲み。
改めて日本酒と魚介類の相性の良さを実感した。
【臭み】とも取られがちな魚介類の【海の風味】を
うまく調和してくれるのは日本酒だけだと思うのだが。。。
しかし、お客様から『普通酒です』と伺っていたので心と財布に余裕があったからか、
いつもよりペースが速く飲みすぎてしまった。。。
一升瓶だと何日持つのだろうか?
心配で心配で毎晩悪い夢でうなされるDANKI店長であった。。。
枡田酒造店
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