(続)・目線の違い | 大崎市にある理容室 床屋ダンキ経営:阿部万亀雄

(続)・目線の違い

毎年10月20日から毛髪衛生週間と称して一般の方に


毛髪についての正しい知識を知ってもらう運動があります。



で、協会で作成されたパンフレットを店舗にてお客様へお渡ししているのですが


ここ2、3年のパンフレットは【プロの目線】で


お客様へ知識を教授している傾向が強いように思えてなりませんでした。



悪いことではないのですが、今年もその傾向がありました。


今年のパンフレットのテーマは



【ヘアカラーリング剤 色々な種類があるけれど、どう違うの?】



です。



一見、一般の方でも『面白そうだな』と思うテーマなのですが



ヘアカラーに興味があって、


実際店舗でヘアカラーをしているお客さんには面白い内容なのです。



しかし最近、当店のお客様から質問を受けるヘアカラーの内容は



【市販品や通販で売られているトリートメント感覚のカラー剤】


【普通のヘアカラーでもなければマニキュアでもなく、ヘナでもない】


『何なの!?』


ってことが多いです。



今に始まったことではないのですが、


化粧品業界は日々新しい商材が開発され発売されるので


『これどういうモノ?』


と、聞かれることが多いのです。


しかし、実際サロンでは


【サロン側で行っている施術に対する知識しかお客様に提供していない】


のが現状・・・


今回のパンフレットもその通りなので、


お客様の疑問の解決に至っていないような気がします。



『なるほどね!』という所もあるのですが、


『お客様はそこを求めていないような気が・・・』


と言うのが私のキモチです。



形式上パンフレットは渡さないといけないかな、と思う反面



『もっと【お客様目線】の知識が欲しいな・・・』














って、協会に電話してやったぜ!!!


以後の展開が楽しみです。グヘヘ・・・