こだわりのウィスキー
すっかり忘れ去られてしまったネタ
ですが報告まで。
ニッカ工場で買ってきたウィスキーを、先日やっと飲むことが出来ました。15年物の新樽で作られた(寝かされた)ウィスキーです。アルコール度数54%です。キツイ・・・
このウィスキーはニッカ工場でしか手に入れることは出来ないもので、市販のものとの違いは、「複数の樽のウィスキーを混ぜているもの」か、「1つの樽のみのもの」かの違いだそうです。
市販のウィスキーは味やアルコール度数を一定にするためウィスキーのソムリエみたいな人がたくさんの樽のウィスキーを使って1つの味にするそうです。その味の違いが「ウィスキーの銘柄」として現れるのだとか。また、色味を合わせるために多少着色料(?)も入れることがあるそうです。
それに対してこちらのウィスキーは1つの樽から取れる量も決まっているし、熟成年数によっても違うし、樽の材質によっても違うしで希少価値が高いものです。先に「新樽」と書いたとおり、新しい樽から作ることもありますし、1回空になった樽(旧樽とは言わないんでしょうが・・・)をもう一度利用することもあるそうです。やはり味の違いはあるそうです。
今回は、運転手だったため試飲はせず、香りだけで飲みたいウィスキーを選びました。
寝かす年数が短ければ刺々しく、長ければ包み込むような深い香りになっている感じがしました。また、材質によっても、今となってはどんな材質の樽があったか覚えていませんが、何より新樽の新鮮な香りが強烈に印象に残っています。体験ベタな表現ですみません。
年数は5年10年、15年、20年、25年とありもちろん年数が長ければアルコール度数は低くなり、色は濃くなり、値段は高くなります。何せ25年くらいの樽だと満タンの樽の状態から6~7割くらい蒸発してしまうのでそれだけでも取れる量が少なくなってしまいます。
本当は、店舗の歴史と同じくらいの5年物が欲しかったのですが、なんとなく年数が経つにつれて当たり前のように美味しくなっている気がしたのと、金銭的な問題から15年物にしました。15年物で3,800円くらい25年物で7,000円位したような・・・180mlの値段ですww
さて、実際飲んでみると市販されているウィスキーでも45%前後のものがあるので、それほど度数による強烈なインパクトはありませんでした。しかし、何せ『新樽』!!専門的なことはわかりませんが木の香りがほのかにして15年たっているのに香りに新しさを感じました。
市販されているウィスキーと違ってやっぱり癖はありますね。常用酒という感覚で飲むと、ちょっと場違いです。かしこまって飲むわけではないけれど、乾杯の時や盃をかわす時(そんな事あるの!?)にクイッと飲むものかな。
予断ですが、一度瓶詰めされたウィスキーはどんなに高いものでももう熟成することは無いので、「もったいないから飲まずに取っておく」事はあまり意味が無いそうです。すぐに飲み切る必要は無いけれど、とれたてのウィスキーを飲むのが一番良いそうですよ!!
仕事もお酒もこだわります!!