店舗開店まで~店舗レイアウトの意図~ | 大崎市にある理容室 床屋ダンキ経営:阿部万亀雄

店舗開店まで~店舗レイアウトの意図~

とこやのネタ帳 店舗は限られたスペース(土地)で作るのが一般的ですので自分の希望通りになることはまれです。もちろん宝くじに当たったり、気前の良い土地持ちの親戚がいたりすれば別ですが・・・



 ※ずいぶん前にもそれとなく書きましたが、
『今の私だったらこのような考え方で起業はしません』ので
『こんな考え方でヘアサロンを開業しないでね!!』の見本です。

 まず、現状としてどうしたいのか、将来的にはどうなっていたいのか等を空っぽの頭の中で考えました。
・椅子は3台
・駐車場は最低2台分
・レセプションブース(固定で無く可変のもの)
・リアシャンプー(バックシャンプー)が出来る環境
・待合室と施術ルームは入り口を入って左右に分けたい
・休憩室、トイレ(当たり前)

 それを約15坪の土地にデザイナーさんがデザインしました。トイレや休憩室の写真はありませんが、店内レイアウトは今までの写真の通りです。えっ、分りづらいって!?そんな時はお店に遊びに来てね。

 椅子台数は、将来的に私以外に一人雇った場合必要な台数として考えました。もちろん同業者と結婚すれば必要になるわけですし・・・マダデスガ・・・

 駐車場に関しては、地域性から考えても車社会ですし、もっとあればそれに越したことは無いのですが、15坪の限りある土地の中では2台が限界でした。しかも大型車、3ナンバー車、オデッセイクラスでも鼻が土地からはみ出します。2リッターくらいまでだと何とか普通かギリギリ。コンパクトカーがベストマッチ!軽なら尚良いです!!もちろん車幅的には3ナンバークラスでもOKですよ。

 レセプションブースはやはり女性客の特にシェービングなどのエステやカツラのお客さんなどの見られたくない層のためのもの。可変のものにしたのは、やはり保守的な私ですから『どのようにでも対応できるようにしたい!』と言うことがありました。レセプションブースだけど、普通に使いたいな、みたいな。

 リアシャンプーは言うまでも無く時代ですし、ヘッドスパなどのエステメニューを提案したかったので絶対に1台分は必要と判断しました。

 待合室と施術ルームをなぜ左右に分けたいかと言いますと、当時の考えでは「お客様が入店したときにどちらに案内するか」と言うことを考えていました。『こちらでお待ちください』と、ジェスチャーで案内できるかなと思ってました。入ってすぐ待合室だと混んでいた場合(お店側としてはウレシイですが)、お客様は『ああ、混んでるからやめた』となるのがイヤだったからです。今ではいろんなやり方があるのでそうは考えませんよ。待合室の使い方はまだ発展途上です。私のイメージどおりではありませんで、お客様が待ちづらそうです。現状一人営業なので『お客様の待つ必要が無い』と言うのも1つの要因でしょうけど、何とか待合室のレイアウトを変えたいな。

 休憩室は、実はデザイナーさんには無くてもいいのでは?とか、もっと小さくてもいいのでは?と言われましたが、実際は3畳分くらいはあります。将来的なことを考えれば、現在休憩室として使っているところには引き戸があるため、完全なレセプションブースとして利用できると思っているので結果オーライです。従業員などの食事をする場所はやっぱり確保したいと思いましたし。デザイナーさんには『いや、必要ないですよ!!』って言われた記憶があります。
 トイレに関しては店舗スペース的にはどうしようもないのでしょうが、要は近くにトイレがあるわけです。『音が・・・』です。でも、もっと忙しくなって常に店舗がにぎわっている状態になれば、『音』は関係なくなりますよね。頑張ります。

 まだまだ書きたりないですが、今日はお開き。そろそろ営業の情報も載せたいのだけれど、いつになることやら。