店舗開店まで③ | 大崎市にある理容室 床屋ダンキ経営:阿部万亀雄

店舗開店まで③

とこやのネタ帳 店舗を実家の辺りで開店することになった私は早速場所決めに入ります。当初は素人的な考えのもと、経験上の知識はありましたが、今のような企業経営的な知識は皆無だったので、ほぼ『勘』です。もっとも、それは大切です。しかし、センスのある『勘』であれば結果オーライになりますが、そうでなければ・・・分かりますよね・・・大変です。

 今だったら、多少の費用を使ってでもリサーチ業者にお願いしたりとか、人が集まりそうな場所・・・そう、コンビニ跡地とか○○と△△が交わる所とか(←ナイショです)もっとたくさんの候補があったのですが、当然のように不動産屋に行き

『床屋やりたいんですけどどこかありますか?』

のような会話になるわけです。やはり不動産のプロですのでお客さんの要望(立地、広さ、金額など)に沿った場所を案内して行きます。3箇所くらいの候補地を紹介され、当時古川の町並みを理解していなかった私は

「ふーん、周りにあまり何も無いなー」とか

「区画整理したばっかりだからあまり家が建ってないなー」とか

今考えればはっきり行ってどうでもいいような事しか考えていませんでした。
当店オープンして4年が経ち、今当時案内された3箇所の場所を思い返すと、とんでもない好立地の場所であることに気づくのでした・・・