西武ライオンズタイムマシーン(第448回):1985年 田尾安志 Part.1 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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1979年~2008年までの西武ライオンズを中心にプレイバック!
古き良き、そして青き「ライオンズブルー」の懐かしの選手や、思い出の名場面などを私が所有している当時の野球カードや記事などを紹介しながら振り返っていきます!

(1985年西武ファンブックより)
4年連続3割を打っている好打者。
いまさらバッティングに関してはいうことなし。
若い選手の手本となって、チームをグイグイ引っぱってもらいたい。
彼が加入したことで優勝の可能性が非常に大きくなったといわれている。

 

【1985年の田尾安志】
西武在籍:1年目(31歳)、※杉本正・大石友好との交換トレードで中日から移籍、
背番号2
打撃成績:127試合、477打数128安打、打率.268(リーグ25位)、13本塁打、60打点、1盗塁

 

【1985年当時の記事写真】

 

左右に打ち分けるシャープな打撃は相手投手の恐怖の的

走攻守三拍子そろった選手。
しかもすべてが一級品と誰もが太鼓判を押す。
4年連続3割の実績を持ってライオンズにやってきた。
彼が入ったことでチーム力もぐーんとアップ。
「確実に優勝を狙える」と評論家はいう。
左右へ打ち分ける広角打法は1番でもよし、どんな投手でも打ちこなす技術は3番もオーケー。
彼のバッティングをみた首脳陣は、若手に対して「あのバットの扱いかたを見習え」と指導。
本人は「セントラルで1059本打っているので、ライオンズでも1000本以上打ちたい。それに首位打者も狙ってみたい」と早くも意欲満々。
人気の面でも、初練習の時からファンがどっと押し寄せたほど。
鋭い気迫と先天的なバッティングのうまさは投手に恐れられる存在となる。

 

Part.2 へつづく…