(1981年西武ファンブックより)
高校生ながら、北海道球界では名前が知れわたっていた大型投手。
長身から投げおろす速球は威力十分。
甲子園にも2度出場してピッチング度胸も満点。
新人らしい思い切ったピッチングを早くファンの前で見せてもらいたい。
【1981年の西本和人】
西武在籍:1年目(19歳)、※新人=東海大四高からドラフト外入団、背番号44
一軍成績: 1試合、0勝 0敗 1セーブ、投球イニング4回、自責点1、防御率2.25、奪三振3
【イースタンリーグ成績】
投手成績:18試合、3勝 2敗 1セーブ、投球イニング58回1/3、自責点18、防御率2.79、奪三振24
打撃成績:18試合、14打数3安打、打率.214、0本塁打、1打点、0盗
【アマチュア時代】
北海道・東海大四高時代は、1年生の秋からエースとなり、3年生時に1980年春の選抜甲子園大会に出場。
1980年オフにドラフト外で西武への入団が決まった。
【入団後】
高卒1年目だが二軍の試合では18試合に登板するなど実戦経験を積んだ。
うち8試合に先発投手として起用され、完封勝利もあげた。
一軍デビューは、シーズン最終戦の10月4日対ロッテ後期13回戦(西武球場)。
先発した小野和幸の2番手として6回表から登板。
8回に弘田澄男に本塁打を浴びたもの、4イニングを被安打2、3奪三振、1失点に抑えた。
試合は西武が5-4で勝利し、西本にプロ初セーブが記録された。
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