西武ライオンズタイムマシーン(第416回):1981年 小川史 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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(1981年西武ファンブックより)

小柄ながら、素早い身のこなしでボールをさばく姿は「名人吉田遊撃手」をほうふつさせるものがある。
コンスタントなバッティングができるようになれば、足も速いので、塁上をかき回すうってつけの1番打者になろう。

 

【1981年の小川史】
西武在籍:3年目(21歳)、背番号24
一軍成績:公式戦出場無し

 

【イースタンリーグ成績】
打撃成績:65試合、139打数40安打、打率.288、0本塁打、7打点、5盗塁

前年1980年にプロ入り2年目で一軍デビューを果たし、1981年は飛躍が期待された若手の一人だった。

しかし、1981年の西武一軍内野陣は、二塁にベテラン山崎裕之が健在であり、三塁は行沢久隆が安定した働きを見せた。

そして球団発足以来、課題とされていた遊撃には、新人・石毛宏典の大活躍によってレギュラーがほぼ固定されたシーズンでもあった。

一軍内野陣の層が厚くなり、攻守ともまだ不安定だった小川に一軍昇格チャンスは訪れず、一年を通して二軍生活を送った。
それでも二軍では遊撃手で32試合、二塁手で30試合に出場。
さらに外野手としても3試合出場するなど、実戦での経験を積んだ。

 

【1981年当時の記事写真とコメント】

小川は小柄ながら俊足の持ち主。

 

紅白戦第1号のホームランを放って気分をよくしてキャンプを送っている小川選手。

 

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