大晦日は予定通り『The GAMEゲーム~震えた日~ 1986年プロ野球日本シリーズ 西武ライオンズVS広島東洋カープ』の特番で2021年を締める事ができました。
心配された我が家の紅白とのチャンネル争いはまったく起きずでした。
あらためてこの番組の良い所はゲスト出演した当事者たちの今となっては言える数々の裏話が聞ける点ですね。
今回は大田卓司が日本シリーズ第8戦の8回表に広島バッテリーの意表を突く盗塁成功を決めた場面について熱く語っていました。
盗塁を決めた後にブコビッチの勝ち越しタイムリーで西武がそのまま日本一を決めたので大田の盗塁成功はひとつのポイントだったというのをあらためて認識できました。
他にも東尾と山本浩二の打席でのかけ引きと配球の読み、第5戦で工藤にサヨナラタイムリーを打たれたイニングで広島・津田投手の手が冷たくて血行障害を起こしていたという捕手・達川の証言など各試合のポイント解説も映像とともに充実していました。
さて、日本シリーズを振り返るという点で今回このタイミングでご紹介しておきたいアイテムがあります。
本ブログでは初めての紹介になるかと思います。
これまで西武ライオンズは日本一になると毎回写真集を発刊してきました。
この写真集は日本シリーズ全試合の激闘と日本一決定後の表彰式、祝勝会のビールかけまでを収録。
大きいA3サイズであり、オールカラー。
さらに表紙から豪華製本で写真集カバーケースも付属しています。
しかも、この写真集は一般販売はされておらず、非売品です。
球団関係者のみならず、西武グループ関係者とその取引先へ配布されたようです。
私が知る限りこれまで西武が日本一になった1982年、1983年、1986年、1987年、1988年、1990年、1991年、1992年、2004年と計9冊発刊されています。
2008年版はもう10年以上一度も見たことが無いですし、情報すら無いので存在しないのかもしれません。
豪華写真集は西武ファンなら所有しておきたい逸品ですので、欲しいと思った方はこれを機に地道に集めてみてはいかがでしょうか?
私から簡単なポイントを。
入手難易度で言えば1982年版、1983年版は年代が古い分他の年度に比べるとやや困難ですが、圧倒的に2004年版が出回りません。
2004年版以外は、ネットオークションなどで入手は比較的容易です。
2004年版は難しいとしても、何年か分をまとめ売りしているセット買いが狙い目であり、手っ取り早いかと思います。
2004年版を除けば1冊あたり1,000円以下を相場の目安と考えて良いと思いますが、大きな写真集ですので送料が発生する場合はある程度の送料金額は覚悟した方が良いでしょう。
注意点としては取引先へも配布していた写真集の為、中には「○○様」とマジックの手書きで名前が書かれたものも私は何冊か所有しています。
気になる方は事前に出品者へ確認してから購入した方が良いかと思います。
あとは写真集のカバーケースは、ある程度の傷みは仕方がないと割り切っても良いと思いますが、付属していることが必須かと思います。
2004年版だけは、カバーケースは無くブックカバー仕様に変わっています。
今回ブログに掲載した写真集の画像はすべて1986年版です。