西武ライオンズタイムマシーン(第349回):1980年 徳山文宗 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

1979年~2008年までの西武ライオンズを中心にプレイバック!
古き良き、そして青き「ライオンズブルー」の懐かしの選手や、思い出の名場面などを私が所有している当時の野球カードや記事などを紹介しながら振り返っていきます!

(1980年西武ファンブックより)

守備と走塁はプロ入りしたときから定評があった。
バッティングも昨シーズン、ぐんと成長したひとり。
左右に打ち分けることを心掛けているが、スピードにも負けない思い切りを期待しよう。

 

【1980年の徳山文宗】
西武在籍:2年目(26歳)、背番号28
成績:一軍出場無し

 

(イースタンリーグ成績)
打撃成績:57試合 111打数29安打、打率.261、1本塁打、7打点、9盗塁

前年1979年にイースタンリーグで打率3割、盗塁王を獲得するなどの活躍を見せ、期待された1980年だったが一軍出場を果たせなかった。
イースタンリーグでも前年の打撃成績を全て下回る結果となり、オフに戦力外通告を受け西武を退団。

翌年ロッテへ移籍し1983年まで在籍。
韓国籍である徳山は、1984年に韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツへ移籍。

同年は終盤まで首位打者争いを演じ打率.339の高打率を残したが、惜しくも2位に終わった。
その後も1990年まで韓国プロ野球でプレーを続けた。


【1980年当時の記事写真】

ファーム暮らしはもうたくさん

早く一軍でガンガン打ちたい
ファームで大いに成長したひとり。
守備と走塁はもう一軍でも立派に通用するまでに鍛えられた。
問題はバッティング、力があるだけにミートのうまさを心がければ出番のチャンスが。

 

【関連記事】

西武ライオンズタイムマシーン(第252回):1979年 徳山文宗