【2006年の正津英志】
西武在籍:2年目(34歳)、背番号25
成績:23試合 3勝 0敗 0セーブ 5ホールド 防御率5.84
西武へ移籍して2年目の2006年は、すべて救援で23試合に登板。
主に右打者専門のワンポイントリリーフとして起用された。
4月4日対楽天1回戦で、1点ビハインドの8回表に二番手として登板。
1回を無失点に抑えた直後の8回裏に味方打線が一挙4点を取り逆転に成功。
そのまま勝利し正津が勝ち投手になった。
この勝利は西武移籍後の初勝利であり、自身にとっても中日時代の2001年以来となる5年振りの勝利だった。
4月28日対オリックス5回戦では、三番手として登板し1回1/3を投げ無失点に抑え降板。
この時点で3-6と3点ビハインドであったが、直後に味方打線が今度は一挙5点を奪い大逆転。
西武が勝利し正津は2勝目をあげた。
この日の時点で防御率は1.93と安定していたが、5月に入ってから一転。
5月5日ソフトバンク戦は一死も取れず自責点3、翌6日のソフトバンク戦でも1回で自責点2、更に5月10日ヤクルト戦でも3回で自責点5と失点を重ね防御率は一気に9.90まで悪化し二軍へ降格した。
一軍再昇格後の6月17日対横浜戦の5回途中に先発・帆足が1点差まで詰め寄られた時点で救援登板。
好リリーフを見せ6回まで相手に得点を与えず3勝目をあげた。
最終的にこの年は3勝0敗の成績だったが、24回2/3を投げて自責点16、防御率は5.84と好不調の差が大きかった。
2006年球団発行カード
BBM2006年西武 No.L013