西武ライオンズタイムマシーン(第205回):1996年 鹿取義隆 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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【1996年の鹿取義隆】
西武在籍:7年目(39歳)、背番号26
成績:47試合 7勝 3敗 2セーブ 防御率2.40

 

1996年は、39歳とは思えぬタフネス振りを発揮し4年連続となる40試合以上の登板を果たし、救援だけで7勝をあげた。
開幕からチームは苦しい投手事情を強いられており、試合の序盤や中盤から早々と鹿取が救援登板することがあった。

ロングリリーフが続き、4月21日対ロッテ戦で4回1/3を無失点、4月28日対ダイエー戦で3回1/3を1失点、5月9日対ロッテ戦で4回を無失点といずれも好投し勝利投手になった。


5月16日対日本ハム8回戦(東京ドーム)では、1点ビハインドの7回途中から登板。
9回表にチームが同点に追い付き、その裏を鹿取が無得点に抑えて試合は延長戦に。
鹿取は9回で降板したが、直後の延長10回表に西武が勝ち越し、10回裏は橋本-潮崎のリレーで3-2で逃げ切り、鹿取が勝利投手となった。
この勝利が鹿取にとって通算81勝目で130セーブと合わせて211セーブポイントとなり、江夏豊の210セーブポイントを抜いて日本新記録(当時)を樹立した。

 

1996年タカラプロ野球カード

 

BBM1996年 No.198

 

BBM1996年ダイヤモンドヒーローズ No.193

 

※サインは、いずれも直接ご本人から書いて頂きました。

 

BBM1996年ダイヤモンドヒーローズ No.193 裏面