西武ライオンズタイムマシーン(第61回):1981年 田淵幸一 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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★2019年5月11日(土)に掲載したブログのアップデート版です★

 

(1981年西武ファンブックより)
野球の醍醐味であるホームランバッターとして、球界を背負う立場になったといっていいだろう。
もともとボールを遠くへ飛ばす能力はナンバーワン。
昨シーズンははもう一歩のところで、ホームランキングのタイトルを逃したが、今シーズンに賭ける意気込みはすさまじい。
前人未到のセ・パ両リーグを通じてのホームラン王に執念を燃やし練習に取り組んでいる。いつもは開幕に照準を合わせて調整するのだが、今年のキャンプでは初めから打ちこみを開始する熱の入れよう。
しかも、ポンポンとオーバーフェンスの連続。
その長打力にはナインもア然とさせられた。
だが、今シーズンの目標を聞くと「優勝するために打つ」という答えが返ってきた。
昨シーズン後期、優勝を争っていたゲームで故障し、ゲームに出場できなかったことがよほど悔しいらしい。
ぜひとも目標を達成させてもらいたい。

 

【1981年の田淵幸一】
西武在籍:3年目(35歳)、背番号22
打撃成績:86試合、283打数70安打、打率.247、15本塁打、49打点、0盗塁

 

重なる怪我の影響により86試合の出場にとどまる。

阪神時代から9年間続いていた年間100試合以上出場もストップし、各打撃成績も前年から降下し不本意なシーズンとなる。

9月6日対ロッテ後期10回戦(西武球場)で、9回裏に村田兆治から左越2ランを放ち通算400本塁打を達成。

 

【1981年当時の記事写真】