切れ切れの言葉と回虫の奇跡 1990年の旅人が語る | サズ奏者 FUJIのブログ

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きょうもジンナーどおりではデモ。今度は学生中心だ。何のデモか、わからない。女のいない生活。マドリーデキシットのポストカードだけが慰めだ。


インド、アフガン、アラブ、いや、おれはまだアラブに行ったことはないが、おそらくこんななのだろう。さまざまな色が渾然一体となった、クエッタ。パーシー語、バローチ語?


本日もライフルを持ったおまわりがうろうろしている。



インドのマドラス産のビリーを吸い、東ドイツ製の石鹸、パキスタン製の歯磨きを使い、タイムを読み、中国製の絵葉に手紙を書き、ソ連製のマッチ、ウルムチ製の電池を使用する毎日。


長い歳月が流れた。

すべての記憶は灰色の陰気な病室へと向かう。孤独、これが私に与えられた役柄。私の着ている服の色は孤独。そして私の目も、耳も、手足も、孤独という成分からできている。



神は

都市ではなく荒野に潜んでいる。旅、それは隠れ蓑だ。わずらわしい世間とかかわりを持たないで済ませるための方便だ。


わたしは色のない気体だ。そして、わたしは回虫という友を得た。もしかすると、彼が神なのかもしれない。



それから俺は、ペナン島に行った。俺のような貧乏旅行者の生息する場所はすでになく、太った金持ちの老人たちのための高級ホテルのみが、美しい緑をむしりとって林立する。惨めな光景がどこまでも続く。海はすでに死につつあり、一部はどぶ川のようによどんだヘドロと化している。海に罪はあるか。犯罪者は誰か。この地球規模の犯罪人どもに天罰を。ごらんのように、犯罪者に国境はない。犯罪者のみが、パスポートとヴィザと出入国管理の国家システムをじゆうきままに闊歩し、日々、地球を破壊している。



ability,power,

hope to the future in my life



何千年も前の聖書の記述を盲信し、他民族を追い出して国家を作ったイスラエルと。、おれの祖国日本は、現代史における二大犯罪国家ではないかという気がする。パレスチナ人に対するイスラエル軍の残酷な振る舞いは、数十年前に日本軍が朝鮮半島でやった悪行の数々と重なる。日本もまた、天皇を盲信し、ひとりよがりの歴史を朝鮮に押し付けようとした。

だが、文化財を大量に略奪したのはたんに金のためだったからか。そうではないだろう。おれにはもうひとつ、天皇の正体が明らかになることをどんな手段を使っても阻止しようとする、やつらの政治的意志を感じるのだ。。

つまりこういうことだ。

乏しい知識ゆえの独断だが、今の天皇はもともと朝鮮半島から渡ってきた民族の末裔で、血統としては朝鮮人である。これは多くの学者のよって主張されているところだが、この説を実証するためには過去に朝鮮半島から出土された古代の遺物を調べて見なくてはならない。そして現在宮内庁が管理する歴代天皇の墓を徹底的に調べて見なくてはならない。つまり、日本の支配者は、将来朝鮮の学者によって古代遺物の調査が大々的に行われることを防ぐために、それら文化財を誰の手にも触れぬようにことごとく持ち去った。一方、天皇の墓はまったく立ち入り調査など禁止されているのも、天皇の出自があばかれることを支配者が怖れている証だ。。つまり、天皇が朝鮮人であること明らかになってしまえば世界に冠たる不滅の象徴をいただく日本国家という設定が完全に崩れ去り、天皇を担いで日本を支配する正統性を失う。しかも影に日向に朝鮮人差別カードを切り売りしてきたやつらの流儀が、すこぶるこっけいな冗談と化す。これはやつらにとっては由々しき一大事なのだ。だが、やつらって誰だ?


「なあ、カムラのことなんか忘れてよう」とナラヤンはなれなれしく俺の腰に手を回した。

「やめてくれ、ナラヤン、おれには残念ながらそんな趣味はないのだ」

「だってあの指輪、受け取ってくれただろ」

「あれは別にそういう意味で受け取ったのではない」

「俺のほうにはそういう意味なのさ」

「やめろ、怒るぞ」

ナラヤンは温和な顔立ちに似合わぬ腕力でおれを組み敷こうとした。


「お兄さん、チャイを持ってきたわ」

カムラの声がした。

「は、お兄さん、、、、」

カムラは二人の姿を見たのだろう。チャイの入ったカップを落とし、その場を去ってしまった。

「カムラ、待ってくれ、違うんだ、ちがうんだ」



バンコク、

どよめきのよう続く、騒音、オレンジの衣をまとった僧侶の行列、こことよく鼻腔を刺激する花市場、肉団子屋、バザールにあふれる衣類の洪水、バイクの運転手たち、お尻にぴったりと食い込んだスカート姿のOLたち、インド人の豆売り、トゥクトゥク、どぶ川に照り映える朝日、やしの木々、生きたえび、かにを調理する屋台、あらゆる種類の露店商人たち、黄金に輝く仏寺、マッサージ屋、娼婦、蛇の生き血、ワットプラケオのエメラルドブッダ、70バーツの床屋、シロムどおりのクリスチャン、おかまショー、900バーツの水上タクシー、悩ましいドゥルガ神の彫像、、、、


頭大痛熱発連続

糞流水的腸内回虫卵

看病中清楚美女在歩

われ病苦消去満平安

服務員不延長了

理由我去了査証延長於客什公安局

服務員告訴了

我査証迄11月6日有効

我想疑問 服務員不要延長今天

服務員告訴他必正他我不延長 我納得了



つづく