地震ストレス、原発不安、、入院してすっかり老人になった親の日々衰えゆく姿、、いっこうにうまくいかない恋愛、減る一方の仕事、調子の上がらない楽器と演奏、、、、学生のばか騒ぎをさかなに、一人ビールを飲む時間ばかりが増え、すべてにおいて気合が入らない毎日。事務処理の遅れで関係各位に迷惑のかけるばかり。が、こんな時もあるのです。
街は個性ある老舗が次々と閉店し、さびれゆく一方でコンビニとチェーン店ばかりが幅を利かす。谷保駅の狂った桜はすでに2月に咲きはじめ、3月には葉桜となり、最近また咲き出した。
ひとはみな、他人に明かさぬ苦労を抱えて生きている。おれは同年輩の方々に比べれば背負うものも少ないほうだと思うが、なにかと疲れるネタには事欠かない。しかし、まだまだ甘いほうだ。
生きる本能を取り戻さねば。巷にあふれかえる言葉群は、すべて本能を麻痺させるものでしかない。まあ、おれの場合、本能よりも煩悩ばかりが先行するわけだが。
原発は人間と共存できない。あたりまえだろ。もうこんな思いをするのはたくさんだ。おれはもうかなり生きたから、あきらめもつく。煩悩だけは困ったものだが。で、未来のある若いやつ。子供、赤ん坊、生まれてくる胎児はどうするのか。彼らに対して、こんな人間の住めない環境にして、ごめんなさい、とい叫びたくなるね。あんた、そうだろ?もうイデオロギーや思想やイメージなどどうでもいい。原発をやめる、と明言している奴に投票する。おれにとって、選挙の意味はそれだけだ。
頭のいい馬鹿が世界を破滅させる。
ことばで他人と自分をだますのに長けたやつらが。
無知な俺は世界を動かすことはできない
世界を動かしてるのは金で人生を買われた奴ら
そいつらのタイトロープは派遣のおれたちより細くて危なっかしいのさ
だから手綱を握るご主人様のご機嫌を取り続けることしかできない
男であることをずっと昔に捨てた、ぞっとする無表情
だが言っておく
いい死に方はできないぜ