10月17日、前回の天候急変と貧果を忘れるべく・・・師匠・後輩と3名で出船。
午前中、雨予報だったので、13時半出船予定でのんびり家を出発。
プロの皆さんは、早めに出られたようで、港には主だった船は見当たらず、ちょうど準備を済ませた頃には雨も上がって・・・
寒くなると、どうしてもバタバタする日が増えますが、
こんな感じに、波もなく(嬉)
秋に現れる「ハマチポイント」に行ってみたものの、反応が無く移動。
次に、すごくお世話になっている船長さんのお気に入りポイントへ。
いつもはたくさんの船がいるポイントに、一艘も船がいません!!
まあ、すいてていいのですが、船がいないということは魚もいないということなのです。プロの皆さんは、潮が無いという情報で、夕方以降を見越して漁礁ポイントにおられたようです。
ところが、魚探の反応はモリモリで、とりあえず空いてるし、やってみようということになり、アンカー。
で、エサをまいて竿の準備をしていると・・・
水面がザワザワ、後輩や師匠もザワザワ ???
デカい魚が船の周りをウロウロしているではありませんか!!
それも50センチは越えているかも???正体は???
こいつでした!!「ウスバハギ」。
これが、山のように沸いていました。フカセ釣りができないはずです。
しかし、とりあえず何でも楽しむのが信条なので、
サイトフィッシング開始。
ただ、流していても釣れません。上手にエサを取っていきます。
エサをとる様子も見えます。吸い込んで、吐き出してます(驚)
海中でもこういうことが起こってるんですな。
そこで、針に餌をつけて手で仕掛けを持って、
吸い込んだ瞬間に合わせる!!
と、その瞬間強烈なテンションが指に来ます。
「痛い!痛い!」と言いながら、5回に1回ぐらいのペースで釣りあげ、
1時間ほど遊びました。
少し場所をずらして、流し始めましたが、またやつらが嗅ぎつけてやってきたので、大グリに移動することにします。
ここでも、土曜日というのに船は少なく、いいポイントに入れ、フカセ再開。トロトロながらも北西方向に潮が流れていい感じ!!
まずは、天秤でエサ撒きをしていた私に小ぶりのイサキがヒット。
次も私・・・しかし、バラシ!!後輩も、ノーシンカー天秤に変更。すると、すぐにイサキヒット。さらに、強いアタリが後輩に!!しかし、合わせた次の瞬間、バラシ!!針がありません!!
この後、フカセ専門の師匠にもアタリがあったものの、バラシ!!しかし、そのあともあきらめずに粘ってマダイゲット。
そのうち、天秤にはアタリが全くなくなりました。船の下には、デカいやつがいるようです。(後で正体判明!)
しかし、急に風が出てきて波がバタバタ。雨雲レーダーを見ると、前回ほどではないものの、雨雲の塊がちょうど頭上に!!呼んだ??
雨が1時間ほど続きました。
そのころから潮が走り始め、5分かからずに40m到達。
そんな雨の中でもフカセ釣りをやり続ける師匠にはコンスタントにアタリが出始め、大サバも混じっています。
そこで、3人ともフカセ釣りに変更。
20mであたったり、40mで当たったりと棚はバラバラながら、大きなイサキもあがりはじめ、いい感じです。
(こういう時は必死なので、画像は一切なし)
結局、なんやかんやとバラシも多く、サゴシ?フグ?に切られたことも多かったのですが、主に暴れていたのは「ハガツオ」でした。
「ハガツオ」なんて、20年以上見たことが無かったですね~。
さて、雨も上がってあと30分かな~って話していると、
師匠に「ジャー!!」と、今までのイサキ君やサバ君とは明らかに違うあたり!!とはいえ、百戦錬磨?の師匠は、余裕で竿でいなして
出た!!85センチの大型マダイ。お久しぶり~。やっぱりフカセは面白いですなあ~。
大グリは、22時までしか釣りができない決まりなので、ここで納竿。
最終釣果は、バラシ率3割くらいだった?にもかかわらず、
手で後輩が釣ったウスバハギ6尾(粘ってたら20くらいは楽々行けそうですが)、40センチくらいのうまそうな太ったやつを含めイサキ26尾、、50センチ近いのも混じって大サバ8、ハマチ1、ハガツオ2、マダイ40・85の2尾、見えにくいですが、後輩にすくわれてしまったワタリガニが左上サバ君の下にいます。アオリイカも群れで現れ、後輩がエギを投げてくれていましたが、逃げて行ってしまいました。移動中だったのかな??
秋モードのハマチも、小さい割にはおいしかったです。ウスバハギはネット情報通り、身は食感がコリコリといい感じで、肝がデカいサイズにふさわしい大きさなので、鍋で肝ポン酢などが最高!!
鍋も、天ぷらも抜群でした。
デカいサバは、脂ノリノリで超美味!!!!
イカが戻らないまま、秋モード。
おいしい魚がまた釣れるといいな~。