一泊三日「マクベス」を観る旅(その3) | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

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書きかけの力作記事が消えた!などのブログ記事を目にするたび、ちゃ~んと別ファイルにバックアップとりながら記事アップしなくっちゃあ~、なんて思ってたんだけどねぇ~、マサカ自分にふりかかってくるなんて…、マジ凹んだ~、という前置きから始まる、ようやっとの(その3)でゴザイマス。
 
  4月29日(祝)午後は快晴晴れなり♪ 
記事はなんとか旅の核心まで、辿り着きました。
 
さて合流した福岡の能友とオンナ3人、法隆寺近くでランチ。快晴でも風が冷たく寒かったので暖かいおうどんにしましたが、なんとなく太い素麺?って感じの、ちょっと微妙なおうどん…。
しかし、いかるがホールに一番乗りするぞ、との決意は固く?サクサクとランチを終えて、タクシーにて移動しました。三人だし、ちょうどイイネ~♪(実は結構くたびれてたのです…。)
 
12時半頃にタクシーに乗りましたが、車だとアっと言う間(←大袈裟)に着くのね~。
到着した所は、何もない?一面の田んぼ、いや畑だったか、贅沢な土地の使い方をしているものすごく立派な建物、それがいかるがホールでありました。
 
新作能「マクベス」は14時開場14時半開演なんですが、様子がわからないのでとにかく13時前には並ぼう(自由席なんで良い席を取ろう!)と意気込んで乗り込んできた訳です。
コンサートぐらい出来そうな広々したコンコースには、既に迷路のような銀行のATM待ちのような順番待ちの通路が用意されてます。
そして、まだ誰も並んでません! よしっ、行くぞっ!
乗り物の関取…、違った、席取りオバチャンよろしく、ダッシュ走る人で一番前に並びました。v(^O^)v しかし、会場には既に何人も待ってた方が居たらしく、ワレワレがダッシュ走る人して並ぶのを見るやいな、慌てて後に続きます。
ヤッター!一番乗り~!しかし一番に並んだはいいのですが、もしこの位置が間違っていたとしたら…、シャレになりません。一応確認をとりました。大丈夫でした~♪ヨカッタ~♪
 
そこからは、三人順番に化粧室行ったりおしゃべりしたり、一時間待ちなどなんのその、アっという間に時は経ち、まもなく開場の時間となったその時に、なんと!本日のシテの辰巳満次郎師がゆら~り、と登場されました! おお~、望外の喜び ラブラブ!
 
思わず絶叫?しそうになるのを堪え、その分激しく手を振りまするワタシ達♪(正確にはワタシ一人…)
すると満次郎師は一瞬ギョッとされました様子…、でしたが、「なんと!一番前ですか~!」 得意げ得意げ なぁんてお言葉が~~~!(どれだけミーハーなんじゃい、ワレワレ…)
 
イメージ 1そして最高潮に気持ちが盛り上がったところで、開場です。
入口でプログラム(左写真参照)を受け取り、逸る心を押さえつつも十歩ぐらいは(後続の皆様方がワレワレを追い越してダッシュしないように)しずしずと進み、それから直線ダッシュ走る人(←姑息?)
 
しかしこの姑息さを戒めるが如くの痛恨のミスが発覚ぅぅぅ! 直線ダッシュして入った扉はなんと劇場の一番後ろ…でしたの。
すぐに右折してダッシュすれば劇場中央の右扉から入れたのに~。出遅れました。
 
さらに舞台のセッティングを全く見ないで夢中で席取りしたので、舞台の中央を外しました。←ドアホ
 
まあ、何とかご招待したKiku様とお母様のお席も確保できてたので、ヨカッタです。

会場は750席(宝生能楽堂の約1.5倍)ぐらいあるのですが、じゃんじゃん座席が埋まってゆきます。(最終的には9割方埋まったようでした♪)
 
 
 
そしてKiku様と感動の再会~♪昨年秋の「あらたま会」以来ですから、ちょうど半年ぶりです♪嬉しい~♪
ホントだったら、「マクベス」が終わってからゆっくりとお話したかったのですが、今回は残念ながら時間なく、諦めました。Kiku様、ステキなお土産ありがとう~♪
 
 
さて、定刻に開演しました、と言っても最初は斑鳩町の町長さん(でしたっけ?)のご挨拶。
それから、この新作能「マクベス」の脚本・詞章を担当された、羽衣国際大学の泉紀子先生のご講義(としか思えない上演に先立つ解説)、大学の先生ってお話はあまり上手ではありませんね~。
ただひとつ共感できたことが、泉紀子先生の野望→ロンドンの、復元されたグローブ座で新作能「マクベス」を上演する! でした。イイですね~。ノリますわよ~。そうなっても不思議じゃありませんっていうか、必ずそうなるような気がしますよ、このお能は…。
 
泉先生のお話が終わると間髪をいれずにお調べが流れて、いよいよお能がはじまります。
 
で、ひっぱる訳ではありませんが、記事が消えないうちに、いったん保存、(その4)に続けます。ゴメンナサイ。
 
 
ちなみに上の写真に写っているボロボロの写真は、辰巳満次郎師に直接いただいたチラシです~。
ほほほ、宝物よ~(←ヘンタイ)