ついにきました、8月23日(土)です~

しかし天気予報では、岐阜県恵那市のお天気はあまり良くなさそうで、
弱雨と曇りの間を行ったり来たりみたいです…

まあ、ギラギラの晴れよりは涼しくてイイカモ…。

まあ、考えてみたらスゴイことですよ、この新作能「覇王」の上演ってのは。
実在の、その土地で生きた人の為に作ったお能なんですから、
ある意味、能のあるべき姿で創られた…んじゃないかと、まり子は思います。
なのでもう一度しつこく、チラシをアップいたしましょう!

辰巳満次郎様


出演者が掲載されている裏面もしっかり大きく!

実を申せば今年の1月頃、まり子は「覇王」がどんなお能になるのか
予想して記事を書こうかな~、とトライしてみてたんですよ。
「通小町」チックな感じでさ。
ワキが諸国一見の旅の僧侶、前ツレが里の女(実は女城主の化身)で、
後ツレが女城主の亡霊、後シテが織田信長の亡霊、っちゅう感じで、
チックどころかパックリですけどね~。
でもまり子版の後シテの信長の亡霊は、恨み言は言わないの。
「すべては天下布武の為、手段を選ばなかっただけのこと」
「地獄の責め苦も覚悟の上、むしろ喜んで受け続けよう」
と言い放って、僧侶の助けは求めないの。
修理夫人も負けじと
「罪なき者たちを踏みにじって、何が天下布武か」
「ならば私もそなたが救いを求めるまで恨みつづるまで!」
と同じく僧の助けは求めないの。
旅の僧はただただ静かに二人の為に祈るのでした…、
というドロドロなストーリー。
いや~、こんなんじゃ鎮魂になりませんわね~。
ホンモノ?の「覇王」には森蘭丸も出てくるってことだし…。
まり子の印象だと、なんだか「土蜘」の頼光みたいかな?
「土蜘」のテイストで「通小町」っぽいけど、亡霊はツレの修理夫人のみ…。
どんなお能か、今夜、見定めて参ります。
では~


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