能楽師 満次郎のメルマガ「能にみる日本人の文化」その35 けりがつく | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

みなさま、こんにちは。西 久美子です。

辰巳満次郎先生のメルマガ・アーカイブ、第35弾をお送りします。
どうぞ、お楽しみください。


残暑お見舞申しあげます。

前回は最後にやったので「オシマイ」の語源となった「仕舞」のお話をしました。

いまや仕舞はオシマイにはせず、最初や途中にしております…。にひひ

今回は語源シリーズの続きとして「けりがつく」

物事の決着が付くこと、の意ですね。
いくつか説がありますが、一番頷けて、面白いお話が
能絡みのお話ひらめき電球です。

能が徳川幕府の式楽となり、武家のたしなみとして一層広まったのはご存知でありましょう。
将軍始め、御三家、諸大名も能の催しを城内や邸内で行う様になり、アマチュアながらも名手も生まれた様です。

腕自慢の殿様も多数いらして…。ドクロ

しかし大抵は殿様の自己満足むかっだった様でして、
家臣達は殿様の舞を、眠気ぐぅぐぅと闘い乍ら
「御能拝見」
していたのが通例だったとか。あせる

長~い能の終わりに、
「失せにけりとか、グッド!
「なりにけりとか…チョキ

能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

「あぁ、やっとけりがついた」クラッカー

となった様です。

辰巳満次郎



kumiko

 どっちのボタンもポチっと押して、辰巳満次郎様を応援しましょう~!

    読者登録してね