トヨタプロジェクト公開シンポジウム『海外で鳴り響いた邦楽』…辰巳満次郎様♥他、の実演付き! | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

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こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

まり子です。

予告通り?ちょとアップ時刻は遅くなりましたが、9月17日(月・祝)に、
京都の大江能楽堂にて開催される、公開シンポジウムのご案内をさせていただきます。

$能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ-シンポジウム

そもそも今年の始めに、辰巳満次郎様の年間予定をアップしたときに、トヨタプロジェクト公開シンポジウムって何ぞや?とずっと思っていたのですが…、
なんでもトヨタ財団というのは、その設立趣意書(そのまま引用)によれば、


発明によって人類の幸福に寄与するという豊田佐吉翁の創始者精神は、その子喜一郎に自動車という形で受け継がれ、今日のトヨタへと発展してまいりました。

トヨタは「自動車をとおして豊かな社会づくり」を行うことを基本理念として、社会の恩恵のもとに社業に努めるとともに、環境整備、交通安全に関する教育の推進、文化施設の寄贈など幅広く社会協力にも努めてまいりました。

このような基本姿勢に立って、このたび自動車をはじめましてから40年を機に、人間のより一層の幸せを目指し、将来の福祉社会の発展に資することを期して、財団法人トヨタ財団の設立を決意いたしました。

この財団は、世界的視野に立ち、しかも長期的かつ幅広く社会活動に寄与するため、生活・自然環境、社会福祉、教育文化等の多領域にわたって時代の要請に対応した課題をとりあげ、その研究ならびに事業に対して助成を行うものであります。

ここにトヨタ自動車工業株式会社およびトヨタ自動車販売株式会社の拠出資金により、この目的が遂行され、いささかなりとも社会的要請にお応えすることができれば、設立者の喜びとするところであります。

何卒、関係ご当局のご理解とご支援をお願いする次第であります。


なんだそうです。
素晴らしいですね~

で、2010年の研究として助成を受けた「植民地時代の旧満州地域および台湾の日本伝統音楽・芸能の普及の実態とその意義 ― 上海租界地域および日本国内との比較考察を通して」の研究成果(の一部)を発表が公開される、という訳です。
(しかも、入場無料!)

う~ん、我ら?が辰巳満次郎様は、こういう学術的な研究活動にも、参加なさっていたんですね~。

スゴイぜ~っ ひゅ~ひゅ~

当日は、お話ばかりでなく、実演もあるそうです。
当時(19世紀末から20世紀前半)はどのようなスタイルで演じられていたのか?
満州で行われた能と、台湾で奏されていた長唄を、資料に基づいて再現するとのこと!

辰巳満次郎様が実演なさるのは、

素能 「高砂」

で、素能って何でも、囃子無しで素謡に型が付いたもの、なんだそうです。
今回は、後半のみとなるそうです。
興味深いですね~。

そういえば、長唄の演奏者(三味線)に杵屋勝三弥、のお名前が!
これはもしや、辰巳満次郎様の叔母上の、辰巳美也子様ではないでしょうか?

恐るべし、辰巳一族!

関西地区の皆様は、お誘い合わせの上、ぜひ、ぜひ、大江能楽堂までお運び下さいませ。
正午開場、12時半開演(16時半終演予定)でございます。


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