第三回「満次郎の会」まで、あと3日でございますっ!
ほっほっほ~。いかがかしら?
昨年は「あと×日!」を三回連呼してみたけれど、
今年は見た目で「最後のお願いに参りましたっ!」なのよっ

いやはや、ぐぐっと涼しくなりました。
これで10月1日が晴れてくれたら、申し分ないんですけど…。
また、うちの庭の彼岸花が1週間遅れで咲きそうです。
今夏の猛暑

まだ成長中の彼岸花は、穂先が赤いアスパラガスみたいですぅ。
え~、話を本題に戻します。
日曜日に、まり子は散財したとチョロっと書きましたが、この宝生会発行の機関誌を加えるのを忘れておりました。
ちなみにこの機関誌、かなり詳しく写真付きで「能」に関する様々な記事が満載なので、オススメですよ。
全国の宝生流の催し物も載ってるし…。
特集は「作り物は語る-3」です。
ふんふん、とページをめくると、おおっ

タイムリーに「紅葉狩」について、その作り物についての記事があります。
また、「装束から見る能」ではも、タイムリーに「紅葉狩」が特集されていおります。
(すみません、お借りいたしました。)
そして初めて知ったのですが、辰巳満次郎様が「昼の部」に準備なさっている
「紅葉狩」男鬼バージョンでの前シテは、着替えの負担がなるべく少ないように、
通常だったら大口を付けずに唐織を着附に着ているようです。
ところが、Coming Soon の辰巳満次郎様の「紅葉狩」男鬼バージョンでは、
あえて前シテにも緋の大口をはいて、一番お着替えが大変なパターンにチャレ
ンジなさるようで…。
サスガっ辰巳満次郎様


人と同じことは決してやらない、挑み続けるニクイオトコでございます。

ひゅうひゅう~

ところで、この記事を読んで、別の事でまり子はガクゼンといたしました。
それというのも、「紅葉狩」の前シテは絶対に面は「万眉」であるという、
強烈な思い込みのなせる技、だったのでございますが…。
ここにはなんと、前シテは
「万眉」または「泣増」の面をかける…、とあります。
え、「泣増」?

それって今回の「満次郎の会」のチラシに使用されている面では…。
いや~ん、いや~ん、
ここに至って、初めて気づきましたよっ!
また「泣増」は天女や女神に使うという強烈な思い込みのなせる技、
だったのでもあるのですが…。
(確認したら、ちゃんと謡本にもそう書いてあった…)
第3回「満次郎の会」の「紅葉狩」の前シテは、このチラシの「泣増」をかけるんですよ~。
あああ、迂闊なオンナ、汝の名はまり子なり…、ですっ。
まあ、何はともあれ、当日までに気付いた、っちゅうことで許していただきましょう!
この「泣増」はある意味「万眉」の直接的な色気よりも、妖しいかも…。
