さらにこちらもお忘れなく!10月3日は「かんら薪能」♪ | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

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こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

まり子です。

ブログ更新をサボったかと思えば、立て続けに更新する、
気まぐれ&気分やのオンナです。

え~「満次郎の会」のチケット発売やら、七宝会やらで埋もれてしまいそうですが、
10月3日(日)には、群馬県で「かんら薪能」があるんですよ。

実はですね、土曜日の七宝会に夜行バスで往復(金曜日夜出発、日曜日の朝帰着)
いたしますとね、なんと「かんら薪能」にいける事に気づいてしまったのですよ。

それも、こんなお得なツアー(日帰り)があるんですよ~。

秋の大感謝祭 富岡製糸場を訪ねる旅


往復とも上越新幹線たにがわ号・Maxたにがわ号が使えて、しかも6,000円 ポッキリ!
日曜日の朝帰着したら、その足でかんら行き。なんと、能楽師と同じ日程!

と目論んでいたのですが、諸般の事情により、それは断念せざるを得なくなりました…。

満次郎様、ゴメンナサイ~ガーン

来年はぜひ行きたいと思います。

でも主催者にメールで問い合わせしたけど、ついに返事が返ってこなかったよ…。(-゙-;)

演目は「殺生石 白頭」
何でも、白頭の小書が付くと、後シテの狐の老獪さが強調されるんだそうです。
コワイ~。

以前TVで、狐は本当にコンコンと鳴くのか、って検証をしてましたが、
確か子供を呼ぶ鳴き声はそんな風だったけど、それ以外ではそんな可愛さは
微塵も見せず、餌の取り合いなんかはメチャクチャ獰猛で、ホントにコワイ…。
余談でした。

「殺生石 白頭」の前シテは玉藻前(タマモノマエ)。
その美貌と博識とで時の上皇を籠絡したその正体は…。

遠い昔の中国に、殷の紂王の寵妃「妲己(ダッキ)」としてほしいままに貪り貪り、
ついには殷を滅ぼした金毛九尾狐!

この金毛九尾狐(妲己)は、その後天竺の華陽天に化け、さらにその後
日本に飛来して、玉藻前に化けたそうです。
しかし、その金毛九尾狐の野望も日本で打ち砕かれて、那須野で殺生石となったとのこと。
どうでいっ!(^O^)!

前シテは、妖しい美女用?の「万媚」の面をかけます。
スゴ~イ…。万の媚(コビ)…。かなり切れ長の目尻がうっすらと赤みを帯びているような、
そんなちょっとエロティックな印象を受ける面ですよ~。

さて、お能の後半は、その那須野で狐の野望が打ち砕かれるトコロが演じられます。

那須野で金毛九尾狐と対決するのですが、敵はしっぽが9本もあるだけに
術を使って攻撃を仕掛けてきます。

そこで対策として、三浦介と上総介(二人あわせて両介)達は、犬の尾を狐に見立てた
犬追物で狐を射る訓練をします。

そしてついに、三浦介が放った矢が当たり、上総介の長刀が斬りつけ、
ついに金毛九尾狐が討ち取らたのです。

ここらへん、舞でも歌詞でも、表現されていますから、よぉく観ていただきたいなぁ。

ということで、3日の「かんら薪能」も、いらっしゃる方は楽しんできてくださいませ。

まり子とまる子は、まもなく香里園駅に到着します。
今頃、舞台では申し合わせの真っ最中カナ~。

「満次郎の会」のチケットも、一先ず第1弾を申し込んだし、安心して
「小督」「枕慈童」を楽しんで参ります。


まり子キスマーク