まり子ざんす

整いました~♪なんて記事アップした後ですが、何となく決め手に欠けてるなぁ、
まり子、ピ~ンチ

ちょっと出て来ました♪
まず、辰巳満次郎様オフィシャルHPのプロフィールページの「六条」の写真で
唐織の下に着ている赤い摺箔なんですが、これは「鉄輪」と同じものでした。
(宝生流の機関誌を見ていて気付いた!)
ということは、この六条御息所は「鉄輪」チックに、他の女に心を移し
自分を捨てた男にもその恨みを、ぶつける、のかなぁ。
なんだかまり子、ワカンナイ~

と泣き言を言いかけてたら、さらなる大きな情報記事を見つけました。
「紫式部の仏罰~源氏物語千年紀によせて~」という記事です。
モチロン全貌は不明ですが、こういう記載がありました。
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そのキャッチフレーズを引くと
「……六条の君の怨念は、実は、夕顔ではなく
光君へ向けられ……絶望から物怪(もののけ)と化した我が身。
恋しうてならぬ光君を恕(ゆる)せぬ我が身……」
まさに!愛憎逆まく三角関係の世界ではあります。
さらに付言するなら、この新作では、素明かりをモットーとする能舞台に、
ヨーロッパ楽劇の照明技法を導入するとのことです。
その照明演出者(ドイツ人)は、抱負を次のように語ります。
「わたしの照明は、能面の表情を拡大し、その衣装と演技を拡大する。
そして、舞台という囲いを漆黒で塗りつぶすことによって、現世とあの世
を浮遊する幽玄の世界を表現する。」
なにやらゾクゾクする言ではあります。
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まあ、後者はさておき、大きなヒントは前者でした

「或る女」は近い線みたいな気がしましたが、この女からどういう情況で
六条御息所を呼び出させるか、で、まり子はタコ壷

まり子の想定では、小野小町もイメージに重ねて、老いさらばえた乞食の女
(これがツレの「或る女」)が、六条の辺りで休憩し、自分の奔放な過去を
振り返って独り言を言ってると、それに惹かれて、御息所の幽霊が出て来る、
というもの

書斎で「源氏物語」を読んでる、なんて夢にも思い付きませんでしたよ~。
という事で、かなりヒントをいただきましたまり子、
次回、完結編をお届けします

ちなみに、このポスターの写真は髪型が満次郎様オフィシャルHPのものと違いますね。
この髪型は、新作能「マクベス」の、マクベス夫人の髪型と同じです
