「残りの目」って目ぇ何個あるんだよ!
8月の左目に続き右目の手術を受けてきました。
左目と比べ、右目の緑内障の進行具合は遅かったものの
予防的な意味合いで手術を希望し、3ヶ月待ってようやくの手術です。
手術方法は前回同様「マイクロフックロトミー」でした。
2度目の手術のため、じっくり手術の様子を観察しました。
朝から絶食、絶飲し手術の2時間前から2種類の目薬を30分毎にさし
トイレに行って術着に着替え、手首に点滴を刺す(ちょっと痛い)。
車椅子に乗って手術室に移動し、幅の狭い手術台に乗る。
胸に心電図の吸盤3個、右腕に血圧計、左人差し指にパルスオキシメーターを装着。
BGMのクラシックと「ピッピッピッピッ」と鳴る心電図の音が聞こえる。
冷静に眺めていたら先端の尖った治療器具をはっきり見てしまい動揺。
「ピッピッピッピッ」のトーンが若干高く速くなる。
目に大量の目薬が注入され、眩しいライトが顔に当てられ目が眩む。
「はい、真っ直ぐ見てください」と言われ
「えっ?真っ直ぐってどっち?」と混乱。
「上見てください」と言われ視線を固定。体も硬直(汗)
最後に化膿止めの注射を目に刺され、それだけが少し痛かった。
手術後は眼圧が上がらないよう出来るだけ座って過ごし、角度30°のベッドで寝る。
で、前回角度30°のベッドでよく眠れなかったので
ベッドの角度を50°にして過ごし寝る時に30°まで下げると
(とっても平ら)
と感じた。
入院前に図書館から借りた本達。
「本の雑誌」で推薦されていた本で、金原ひとみ以外は初読みでした。
面白かったのは「ヒルは木から落ちてこない。」「君の顔では泣けない」でした。
入院中に全て読み、本のおかげで退屈する事なく過ごせました
前回の入院時、必ず朝夕2回以上の診察(眼圧測定、眼球観察)があったのだが
手術の翌日の夕方診察がなく
消灯前に病室に来た看護師さんに「もう診察はないんですか?」と聞くと
腕時計を見て「もうないですね」と言われた。
その晩3時頃に目が覚め頭の中で
「ワイルドスーパーマーケット」が勝手に流れ出した。
10分ほどモヤモヤし、起き上がってナースステーションに行き
「夕方の診察は毎日ないんですか?」と落ち着いた声で言った。(つもりだけど目はトンガっていたのかも知れない)
「毎日は…ないです」との返答。
夜中の3時過ぎにそんな質問をされても看護師さんには迷惑だった
と今では反省している。
翌日の診察は4回もあった。
同室の隣の方は「手術2回目、眼圧35」で
向かいの方は「3回目の手術」との事。
手術後何割かの人は再手術になる、と本に書いてあった。
今後も油断せず、1日4回6種類の目薬を忘れず過ごします。