最近少し忙しくて更新が滞ってたのですが、その間に色々な

ことがありましたね。


連敗続きで今シーズン中のJ1復帰が厳しくなったかと思えば、

立て続けに今度はそれ以上の出来事が襲ってきて・・・。



とりあえず、いろいろなことがありすぎて自分では整理仕切れて

いない部分が多いですが、一つだけハッキリしていることは、


僕はどんな状況になろうとも、ヴェルディがチームとして存在

し続ける限り、変わらず応援し続けるということです。



来期は相当に厳しい陣容になるでしょう。

でももともと僕のスタンスが、その時にいるヴェルディの選手達を

全力で応援するだけ、というものなので、これまでとなにも変わる

ことはないです。



明日もひたすらに今いる選手を応援するだけです。

盆で帰省していたので、この試合は先ほど録画で観ました。


まさかのバウル復帰によって、さすがにディフェンスが安定しましたね。


それに伴い、攻撃も落ち着いて繋ぐことが出来ていた。

レアンドロ不在でしっかり繋いでチャンスを作れたというのは、

今後に向けて非常に明るい話題。


強い鳥栖のしかもAWAYでこれだけの戦いが出来たことは自信に

つながると思います。


ただ、だからこそ勝ちたかった。

ここで鳥栖を叩けばまだまだ!という気持ちになれたのですが、

これで第2cを終わって3位と勝ち点差13。

正直厳しい数字です。

しかしここのところ上位が下位相手にもことごとく取りこぼしている。

それを考えればまだまだ諦めてはいけない。


この試合でも初先発の弦巻が、連携面はまだまだとはいえ使える

コマになってきたという印象を受けました。

ヴェルディの日本人選手でで純粋なパサーは彼だけなので、

このまま完全な戦力になるまで育てて欲しい。


レアンドロがいなくては出来ないサッカーではこの先見えている。

今後も弦巻を常にサブには入れておいて、試合に出していって

欲しい。


健介も昔とは雲泥の差のクロス精度を見せはじめているし、一対一も

強くなってきたと思う。なにより堂々としてきた。

健介にも期待したい。

藤田と河野よりは、健介と河野のほうが連携面も良さそうな印象だ。

今回は藤田も何度か左サイドを攻めることが出来ていた。

現状は今のバランスがいいかもしれない。


この試合は軌道修正出来た試合となるだろう。


次節、大黒が出られない。

しかしレアンドロが帰ってくる(と信じたい)。


恐らくは一樹に林か飯尾を絡めた2トップになるのだろう。

この試合で林は出番がなかったので、飯尾の起用なのかな。


どちらにせよ、飯尾の我武者羅プレーは90分持たせることはないので

林にも出番は来るはず。

大黒だけじゃないってところを見せて欲しい。

レアンドロ、富澤を欠く状態で迎えたこの試合。

河村をCBに添えたいつもの4-4-2かと思ったら、なんとこんな

布陣。


             大黒


        平本        河野


藤田                        福田


        菅原        晃誠



    祥平       服部       飯田


              土肥


SUB:義成 永里 弦巻 飯尾 林



まさかの3-5-2。

河野がトップ下というよりは、平本と河野が自由に動く2シャドーの

ように見えた。


恐らく普通に4-4-2でやった場合にポゼッションできる算段が

つかなかったため、両サイドを高くして中盤の人数を増やそうという

狙いだったのだろう。


しかしあまりにも急造すぎたかな。


まぁ、個人的に予想していた、「酷いパターン」よりは大分マシな

戦い方は出来たと思う。しかし良かったわけでもない。


前半から3バックの穴、両サイドをロングボールで簡単に狙われ、

幾度もピンチを迎えた。ここが急造3バックだったことで起きて

しまった事象だ。


ただ、今日の飯田はそこそこガンバっていたように思った。

サイドへ流れての対応は難があったが、ハイボールの競り合いは

4バック時よりも捕まえやすいらしく、幾度も跳ね返していたし、結構

アグレッシブなディフェンスを披露してくれたのではないか。


まぁもっとも、元々飯田の印象が悪いことからくる擁護なのは間違い

ない。あの足の遅さと足元の拙さは如何ともしがたい。

今日も大分狙われていた。


飯田にボ^-ルが渡ったら、どんなに遠くてもチェイシングされていた。

さすが石崎監督、相手のウィークポイントをつくのが上手いね。



今日の3バック布陣、個人的見立てはこうだ。

・飯田は3バックのほうが合っていそう。

・祥平はやりづらそうだった。

・服部のリベロが予想以上に良かった

  (このおかげでなんとかなっていたと思う)

・中央でのパス回し時、ゆったりとしたボールで回す為相手の足に

 当てられてしまうことが多く、カウンターの餌食に。

・キープできないことで両サイドが低く、中途半端になってしまっていた。

・2シャドウのおかげで、河野はいつもよりは攻撃的だったかもしれない。

・狙いとするはずのサイド攻撃は皆無。

・結局カウンターだけが武器。

・両サイドを簡単に突かれてしまい、相手のチャンス増。



1失点目は、何度も突かれていたサイドからだった。

アーリークロスを入れられたところで、キリノに祥平がついていたのだが、

勢いと高さにやられてしまった。正直運もなかったかな。

相手を誉めるべき失点だった。


2失点目は完全な気の緩み。

正直この失点が全てだったと思う。


その後イキのいい永里が投入され、一人つっかける意志を見せて

いたので、彼から何かが起こるかもしれないと期待していたら、

やはりゴール前で強引に突破し追撃の得点を決めた。


その後弦巻を投入すると、弦巻と服部のWボランチ+晃誠で

リズムを作り出し、ボールポゼッションを上げることに成功した。

正直イケイケだったのだが、幾度もあったカウンターの好機を、

上がりの遅さや連携ミスでフイにしてしまった。

その中心にいたのが懸念していた河野だ。

どうにもゆったり持ちすぎるんだなぁ・・・。

今日は普段よりは攻撃的な姿勢を見せてくれてはいたが、どうにも

自分でボールを奪ったとき以外は思い切ってスピードに乗ってくれ

ない。


今日見ていたところ、ゆったり走りながら「後ろに出せ」というジェス

チャーをしていた。河野的にはあのゆったり走りはあえてやっていて、

スペースに出した瞬間一気にスピードに乗るよというフェイクのつもり

なのだろうか。

しかしそのジェスチャーもむなしく、走ってもいない後ろに出せるはずも

なく、河野の足元にボールが出されるか、バックパスする福田の姿が

印象的だった。


あの辺のコンビネーションは、主に右サイドを主戦場とする晃誠や藤田

と共に、そろそろ明確化してほしいところだ。

あまりにも窮屈に見えて仕方がない。



結局、幾度かのチャンスは作ったものの、効果的な攻め方はひとつも

なく、ほぼ完敗と言って差し支えないだろう。



唯一光が見えたとすれば、弦巻がやはり足元が良いので、レアンドロ

がいないときに弦巻を入れてポゼッションサッカーを継続するという

のは一つの選択肢になってくるのではないか、という所。


正直カウンターをも潰してしまう現状では、やはりポゼッション率を

高めることが出来なければ勝利は遠い。


あとはもっと個人的に勝負していかないと。

永里の勢いと気迫のある突破が1点を生んだことを、他のスタメン選手

達はもう一度肝に銘じるべきだ。

ゴール前やカウンター時にゆったりしたワンツーを奪われる展開は、

正直萎える。

ダメ元で仕掛けることは、アタッカーには必要なのではないか。


もっとも、今日は強引にドリブル突破しようとしていたボールを相手の

足に当てられてしまってという場面も多かったのも事実なのだが。

運もなかったかもね。



次節、厳しい鳥栖戦。

どんな布陣でどう闘うのか。

ここが正念場だけにどうにかしてほしい。

明日はレアンドロ抜き&レギュラーCBを欠く札幌戦だ。

札幌は今期調子が悪いとはいえ、元々は力のあるチームだ。

もっとも、前節レアンドロを失ってから岡山に逆転負けを食らった

ヴェルディにとっては、どこが相手でも強敵に思えてしまうのだが。



さて、明日はレアンドロ抜きということでヴェルディが連勝を重ね

はじめたきっかけとなった現布陣を敷いた仙台戦以前のチームに

戻るということだ。


富澤のぶんを考えれば、それよりマイナスと考えても差し支えない。


レアンドロと河野を同時起用することで一気にポゼッションサッカーに

移行したヴェルディだが、それ以前の布陣では基本的にどのチーム

相手にも主導権を握れないという戦い方が多かった。


恐らく明日もそういう展開になるだろう。

相当な我慢の展開が待っているはずだ。


その上CBに本職でない河村を起用してくるであろうから、引いて守っ

たとしてもパワープレイから何度かビッグチャンスを作られてしまう

ことは必定。

ということは、このゲームで勝つにはどうにかしてポゼッション率を

上げ、DFラインへの負担を軽くすることが出来なければ、勝利は

遠いと僕は思う。



連勝中のヴェルディは、攻撃の大部分をレアンドロ一人に頼っていた

といっても過言ではない。


レアンドロの鬼キープによってボールが収まり、レアンドロのスペース

メイクによって那須川が思い切って攻撃参加出来、そしてレアンドロの

大きなサイドチェンジによってワイドな攻めを展開出来ていた。


レアンドロ一人が抜けることによってこの部分がゴッソリなくなる。


ヴェルディはレアンドロ抜きで戦わざるをえなくなったここから2試合を、

レアンドロに頼っていた部分をどう補うかが一番の焦点になる。



さて、どう補うか。

僕は前々から何度か言及しているのだが、ここで河野の奮起に期待

したい。



ここのところの河野は、ポジショニングやボールの持ち方の全てが

相まって、完全に右サイドに蓋をしてしまっている。


河野のコメント等を読むと、ゆったり持って味方が上がるのを待って

いると言っているが、そのせいで逃しているチャンスは相当なものだ。


カウンター時にさえ、ゆったりサイドに開いて一度ボールを当てて貰う

のを待っているので、藤田も思い切って上がれないし、結局カウンターに

ならずに相手DFに戻られるきっかけを作ってしまっている。


レアンドロのようにスペースメイクをしながらキープするのならいいの

だが、ただゆっくり持って結局下げるの繰り返しで攻撃が停滞する

だけになってしまっている場面が多いのだ。



レアンドロがいなくなった今、前線でキープ力が期待できるのは、

平本の強引なポストプレーと河野以外にいない。

河野の出来が明日の試合内容に直結すると言っても過言ではない

だろう。


ここ最近の河野で良い場面は、中央に切れ込んできた時か、もしくは

中央にポジショニングしていた時に訪れているように思う。

明日はレアンドロがいたときよりもよりボールに触る機会が増えるはずだ。

どういうプレーをするか、そこは河野の意識によって変わって来るだろう。


リンクマンとして考えているか、アタッカーとして考えているか。



河野は本来どういう選手なのか。

それを表現していただきたい。

河野という選手像を表現出来れば、レアンドロとは違った攻撃が構築

できるはずだ。



僕は明日、これまでで一番河野に期待しよう。



あとは河村に踏ん張ってもらう。

なんとしてでも勝ち点3を!

レアンドロがいなくなった後のこの戦い。

懸念されていたことではあったが、こうも現実を見せられると正直

凹む。


現ヴェルディの攻撃を支えていたのは紛れもなくレアンドロの

鬼キープとスペースメイク、そしてサイドチェンジだった。


前半でレアンドロが無駄なイエローを貰い、累積で次節の試合が

出られないとわかった時点で、2-0であったこともあり、レアンドロ

に替えて滝澤のテスト。

そこまでのプランは仕方がなかった。


しかし2-0で勝っている状況すらも守りきれない。

1失点目を非常に軽いプレーで喫してしまったことで、ヴェルディの

守備ラインは一気に硬直。これが土屋がいない影響だ。



レアンドロがいなければ基点がなくなり、パスサッカーは出来ない。


バウルがいなければ1失点で決壊するディフェンス。



次節、次々節とその状況で闘わなければならない上に、今日確実に

勝たねばならなかった相手にさえ負けてしまった。


これはよほどの意識改革が必要な2戦になったと思う。



DF陣はもっとメリハリをつけること。


攻撃陣はレアンドロに頼っていた部分を補う「何か」が必要だ。




厳しいが、やれなければ3Cを迎えずして今期の終了が決まる。



しっかし1失点しただけでああもバタバタしてしまうのは・・・。

もう症状は結構出てきているのかもしれない。