バウルが甲府との新聞報道が!

首切られて個人昇格とか、さすが。

まぁまだまだ能力は高い選手だし、今回は他にもヴェルディの方針転換で契約満了になった選手が多い。他の選手たちも早く新天地が決まって欲しい。


今日サカマガ買ったらトライアウトの記事があって、三都州や北村なんかの有名ベテラン以外だと、最年少ということもあってか竹中をはじめとして、結構ヴェルディの選手の話が出てきた。皆そこそこアピールできていたみたいで、中でも秋葉には、スペイン3部のカディスというチームがリストアップしたという記事も! 決まったらいいなー。



さて、来る人のほうはというと、今日噂のヤスチルドレンである佐藤優也・安田晃大・キムジョンピルの完全移籍での獲得がようやっと発表された。


今年はどれ程の獲得があるのか。

チームは若手を育て、売るという方針に切り替わったので余程の選手でなければベテランの獲得はないだろうし、ヤスさんの意向がどうなのかにもよるだろうけど、果たして今後良い加入はあるのか。

昨日は高円宮杯2012のチャンピオンシップを見にひっさびさに埼スタへ。

多分昨年の天皇杯のレッズ戦以来。


相変わらず浦和美園からが近いようで遠いw

しかもなんか12月にしては暑かったので汗をかきかき歩く。


我等がヴェルディユースの相手は、2年連続覇者のサンフレッチェ広島ユース。

あの魂の男、森山が作り上げたチームだ。

ここ何年も連続で強く、素晴らしい手腕。


今年の頭の対戦では、0-4とチンチンにされて負けたらしく、リベンジに燃えるヴェルディ。


結果はというと、1-4でまたも4失点での完敗。

もっとも、試合内容でいえばここまでの差はなかった。

開始早々にCKからの競り合いで痛んで倒れたGKのポープをガン無視し、レフェリーがプレーを流したため無人のゴールへ蹴りこまれ先制された。これが試合の流れを大きく決めてしまったのは間違いない。


アレが誤審か否か、それは判断によるところだとは思う。

アドレナリンが出てるんだし、痛くてもプロになるくらいのGKならあれくらい気持ちでボールが切れるまでプレーしろ、という意見はあるだろう。でも倒れたらある程度プロテクトされるべきでもある。正直今までGKがずっと倒れているのにあそこまでプレーを続行させ、しかもゴールを決められている場面なんて見たことがなかったから。しかも開始1分。


まぁ、正直あのジャッジを同じ埼スタでレッズの優勝争いでできるのか、とは思った。


その後ヴェルディが落ち着いてボールを回してチャンスを作れるようになるまで、30分かかった。その後はボールを保持して幾度も攻めるヴェルディと、たまのカウンターで得点を狙う、守勢の広島という展開だった。


そんな中でヴェルディは多くのチャンスを作ったものの、結局1点しか奪えず。

逆に広島は少ないカウンターからも素晴らしいシュート制度で4得点。


結局のところ、決めきったかどうかだけの差だったと思う。

まぁ、サッカーってここの差が一番でかいから、結局は完敗であることに違いはない。



試合内容はというと、両チームとも攻撃的なサッカーで見ごたえはあったが、どちらも中島翔哉・野津田岳人の10番エースに必ずボールを預けるエースシステム。どちらも上手かったけれど、正直そこは経由しなくてもいいんじゃ?という場面が幾多もあり、なんか勿体無いなーって感じもした。


特にヴェルデイはトップで見ていた翔哉とだいぶ印象が違い、ボランチから入って下のほうからの組み立てに参加していて、それが全く効果的ではなかった。必ずどんな苦しい体勢からでもボールを預けてくるのがわかっているため、広島は翔哉を狙い撃ち。前半疲労が出るまではいいようにボールを高い位置でかっさらわれた。あれではボランチでは失格だ。


後半になるとより前線でボールを受ける意識になり、だいぶ持ち味が出るようになったので、やはり翔哉は受け手にまわってトラッピングから前を向いて勝負する方向で育てていただきたい。一度めっちゃくちゃ上手いトラップからGKと一対一を作り出した場面なんて、シビれた。ああいうのを期待したい。



因みに、どちらも中盤ではパスを繋いでいくスタイルだったが、ヴェルディと広島の一番大きな違いは、多分攻撃の狙いどころだったと思う。広島は1トップにいる9番、大谷がめっちゃくちゃいい選手で、182cmと大柄でハイボールのポスト良し、DFラインとの駆け引きから裏に抜け出すタイミング良し、という是非ウチに欲しいタイプだった。この選手を中心にDFラインと幾度となく駆け引きをし、常にだれか裏ぬけを狙っていた。


対するヴェルディは自らが走りこんでボールを要求するというよりは、ボール保持を大切にしてワイドに展開し、手数をかけて勝負する感じ。まぁ、なんというかトップと良い部分も悪い部分も含めて全く一緒だった。やっぱり自発的なボールを呼び込むための走りこみはやらないとなぁ。



ユースの試合をしっかりスタジアムで見たのなんてほとんどなかったので、だいぶ新鮮な気持ちだった。このチームから来期は6人も昇格する。


期待したい。

正直あんなカタチでシーズン途中から磐田に移籍した時点で、祐希のことはもうあきらめていた。だからそこまでガッカリ感は強くない。


磐田では常にサブには入っていたみたいだけど、そこまで重用されていたわけでもなさそう。そんな状態だったから、育成費を払ってまで磐田が獲得することもないのかな、と思っていたんだけど、意外と評価されていたみたいで。


まぁ、現状育成費貰えるならフロントは出すだろう。そこも納得している。



ただ、一つだけ。

祐希に知っていて欲しいことがある。

君より15年くらいは先に生きた者としての経験から。


どの分野の職種でも、いとも簡単に難問から逃げ出すくらいの気持ちしかない者で、超一流になる人はいないということ。


壁に当たってこそ人は成長する。

壁をスルーしての成長はない。


そして一度逃げを経験すると、その「逃げ」に対するハードルも下がるということ。


きっと祐希は自分が超一流になるため、今まで色々なものを自分に課してきたと思う。できる限り甘さを排除してきたと思う。でも、今回すでに二度、ぶち当たった壁から逃げた。一つはシーズン途中でのレンタル移籍。そして2度目は今回、ヴェルディという嫌な思い出からの逃避。もう一度ヴェルディに残って、一から最初の壁に戻って立ち向かうことを拒否した。多分その自信がなかったんだろう。


たった半年で2度も逃げてしまった。自分の中での「逃げ」に対するハードルが下がったからだ。


まぁ、しょうがない。だってまだ20歳。


でも、超一流になるんだったらそれでも乗り越える。

その細かいハードル・壁を乗り越えてきた猛者だけが一流になり、その中の一握りが超一流になる。


一度逃げを経験したらその楽さに抗えなくなる。

人間ってそういうもんだもの。

これに気づくのはその後何年も人生経験を経た後ってパターンが多い。


まぁ、もう遅いね。

超一流になるんだったら、J2のチームをJ1へ上げる原動力くらいにはなれないとね。

レンタル移籍した先のチームで、速攻ポジションを掴んで常にスタメンに名を連ねるくらいでないとね。


今、祐希はどっちにもなれていないってことを肝に銘じて欲しい。


現状は磐田から、若手の有望株の1人として今後を見据えて獲ってもらえただけのこと。

若さってね、その後の伸びしろ込みで色々大目に見て貰えるものなんだよ。

でも超一流の選手になるには、その伸びしろを埋めなきゃならない。

目先の壁から逃げ出すような者に、その伸びしろが埋められるほど、人生は甘かない。



香川だってJ2で3年燻った。

その3年なくして今の香川はありえない。

香川は逃げずに自分の力でセレッソをJ1へ上げ、海外への切符も手にした。

しっかり一つずつ壁を乗り越えたからこそのステップアップだ。

香川だって森島が引退したときに後継者に指名されて、そこから逃げなかった。


超一流になる人材ってのはこういう奴だ。



J1のステージに楽して上がったとて、現状の自分は変えられていないと思うよ。

現状は、J2で失敗したというだけの選手なのだから。



磐田に行ってからは、もう逃げないで欲しい。

俺は祐希が本気で超一流になることを目指していたから期待をかけて応援したんだ。

ユニの背番号だって10にした。


でも、逃げるだけでキャリアアップを重ねていくのなら、きっといい未来は待っていないよ。

ただの選手では終わってほしくない。


いつか、代表で活躍する祐希を見せて欲しい。

ここのところ、ヴェルディのストーブリーグも加熱してきた。

北九州から大量の加入報道がスポニチから出た途端に、第一弾なのだろう、バク宙野郎FW常盤の加入が発表されたあたり、恐らく報道どおり、「常盤聡・佐藤優也・金鐘必・安田晃大」の北九州からの引き抜きと、元ヤスチルドレンの福井諒司も加入するのだろう。


報道の中には、木鈴・菜入のキローラン兄弟のレンタルバックの話はあったけど、高野の名前はなかった。またどこかへレンタルされるのだろうか。



そして今日、ラウンドテーブルにて社長の口から発表されたらしい、柴崎・田中貴のレンタル移籍と深津の放出が公式HPにて正式に載った。


正直、深津の放出は相当がっかりした。

柴崎もそうだけど、ここ2年で本当に伸びた選手だっただけに完全にケツさんのやってきたことが否定された気がした。要は完全に新チームにするよ、ということなんだろう。まぁ、今年の途中の補強の流れみても、確実に上がることしか考えていなかったんだろうから、白紙に戻すというのはわからんでもない。でもせっかく伸びた選手を、新監督が直接見もしないで「イラネ」ってのはどうなんだろうか。


この深津の移籍が、深津自信が望んだものなのか、ヤスさんがいらないと主張したからなのか、フロント主導の判断なのかはわからない。でも一つだけ言えるのは、サポに不安感を与えたことは確かだ。ラウテでその辺の理由が語られたのかは、仕事で参加できなかったので僕は知らない。もし語られたのならば、納得できる答えであってほしい。


とりあえず、僕が3人の放出で率直に思ったこと。


深津→ 普通に中心の戦力だろ。JFLのチームにあげるとかありえん。

田中貴→ こりゃ3バック以外考えてないようだ。来期期待してた一人だったのにな。

柴崎→ 恐らく複数年契約してることでの、実質戦力外か…。



ま、ネガティブなことばっか思っててもしょうがない。

とりあえずクラブはヤスさんと心中する覚悟であることは十分すぎるほど伝わってきた。

ウチにいてもただ燻っていただけであろう福井や木鈴をしっかり育て上げたヤスさんの育成力に、賭けたのは明白。なればそこを信じて俺も腹をくくる。そりゃチームだってせっかく育った若手をできることなら売らないで、戦力としていきたいだろうけど、すべては貧乏が悪いのだ。貧乏だから毎年売れる若手は売らないとチームが存続できない。なら、売れる若手をもっと増やそうではないかということか。


「育てては売り」でチームを存続させていきつつ、本当に何人も育ったシーズンで一気に昇格してしまうというやり方しか、もうないということなのかもしれない。


こりゃあ色々覚悟せんとだな。

メジャー以外ないと言って日ハムが強行指名。

栗山監督が口説き落として結局心変わり。


一見すると美談に映る人もいると思うが、確実にこれは悪しき前例を作ってしまったと思う。


だって、これ今後は狙って使える手だもん。

メジャー以外ないから指名しないでほしいと他球団を降ろさせ、裏取引で一本釣り。複数関係者にできるだけ伝えず、選手と球団内部のごく一部のみで約束を取り交わせば、まずバレない。何度もやったらバレる手だけど、ここぞってときに使うとしたら十分使える手になってしまう。


それだったら今回の日ハムのように他の球団も指名すればいいと言う人がいるかもしれないけど、これによって確実に降りる球団が大多数になるだろうし、もし競合して意中の球団にクジ引¥かれなかったら、本当にメジャーに行けばいいだけのこと。選手にとってはなんのリスクもない。


早急にルール作ったほうがいい。



まぁ今回のこれ、もし巨人が強行指名して原監督が口説いたってパターンになってたらバッシングの嵐なんでしょ? 正直大多数の、よく日本球界に残ったって反応にゲンナリ。 勿論逸材が日本球界に残るのはいいことだけど、一度自分からルールを捻じ曲げたものをあっさり元通りなんて道理はない。


日本球界の意中の球団にしか行きたくないって選手は、ダメだった場合一度社会人や大学に行ったり、浪人したりするペナルティがある。今回のこともなんらかのペナルティが与えられるべきだ。じゃないと言ったもん得すぎる。