こんばんは。

 
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 
ナカヤ カズヒロと申します。

 
現在、大阪と奈良にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 
どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

今日は、呪(しゅ)の存在に気付き現実を変えることについてお話いたします。

 


呪というと、かなりマニアックなお話になりますが、私たちは同じ日本語を使う国におりますけれども、実は細かく見ていくと、個人個人は”呪”のようなものに取り込まれた状態で生きています。

 

”呪”っていうのは、信じて疑わないくらいの状態にあることを”呪”というんですよね。

 

呪がかかった状態というのは、共同幻想のような状態で、色眼鏡に例えると分かりやすいかもしれないです。

 

 

みなさんも、サングラスをかけたことがあると思うんですが、サングラスをかけて生活していると、そのうち、サングラスの色が当たり前になって、すっかりサングラスをかけていないみたいな、そういう状態に目が慣れてくると思うんですよね。

それが”呪かかってる状態”です。

で、サングラスかけてて、それに慣れてきたところでパッとサングラスを外したら、もう世界は凄く眩しく輝いて見えますよね。それが呪が解かれた状態です。

 

呪っていうのは、透明な粘膜のように、一旦自分に張りつくとなかなか取れない感じのものなんです。

呪って呪術の呪であり呪い(のろい)っていう風にも読みますけれども、善悪、悪いものとか良いものっていうことを、ちょっととっぱらったお話なんですね。

 

 

例えばえっと私、かなり太ってます。
太っていると、体感とかそれ以外の感覚も随分違ってくるんですよね。

 

本来、こんだけ太っていたら、体がものすごく重いはずなんですけど、太った状態でも、それほど重くなく普通に感じて生きてます。

これがまさに、”呪がかかってる”状態なんですよね。

慣れちゃってるっていう状態ですよね。

 

ですので、恒常性って言いますか、それが当たり前になって体にも感覚にも呪がかかってるっていう状態って言ったら分かりやすいですかね。

 

 

実は心もそれと全く同じで、その個々によって、生きている世界の受け止め方って実は随分違ってるんですよ。

 

で、ややこしいのは、その生きている世界線っていうのが呪によってまるで個人個人違っているにも関わらず、他人は自分とほとんど考えとか感覚が同じやろうっていう思い込みが加わっちゃってるっていうことなんですよね。

だから呪っていうのを言い換えれば観念っていう風に言ってもいいですよね。

 

 

例えば、世の中は平等だという言葉があると思うんですけれども、そういう言葉にも罠のようなものがあるわけなんですね。

もちろん生きているっていうことにおいて、人の命はもちろん平等です。

平等であるはずなんですけれども、もしかしたら本当は真実ではない、自分に都合のいい解釈あるいは自分に都合の悪い解釈によって作り上げてしまった平等感っていう観念とか、思い込みが加わっていたりするんですよね。

 

「世の中は平等だ」ということに対して、もしここで誰かと意見交換をしようものなら、あれは正しいとか、これは正しくないとか、ほぐれない糸のように絡まった状態から抜け出せなくなったりしちゃうわけですよね。

 

 

もちろんそれも、楽しむっていうこと忘れなければ問題はないと思うんですけれども、簡単に言ってしまえば、自分にかかってる呪の上にさらに別の呪が重なっていて、他の人たちの呪とも影響し合ってるっていうことなんですね。

 

 

重要なのは、その自分の限界を突破するとか、自分の夢を叶えるとか、蓋を開くとか、そういうことに対して呪が重なった状態で自分にかかってるよっていうことですね。

 

そういう”呪”が重なって出来ている人生であり、観念であるということに、気がつくか気がつかないかなんですね。

 

 

それに気がつくだけで別の立ち位置をゲットすることができますので、人生が大きく変わっていくきっかけにもなっていきます。

 

 

自分の呪に気が付いたり、取り込んでしまう呪のパターンが分かってきますと、自由に近づいていきます。

 

呪が取れて、本当に自分を生きていると、少しでも感じる瞬間が分かれば、それが自由への手がかりとなり、道が開いていったりします。

 

 

 

 

ということで、今日は、呪の存在に気付き現実を変えることについてお話しさせていただきました。

 

 

明日も呪について、お話していきます。

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

また明日お会いしましょう。