こんばんは。

 

 

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ナカヤ カズヒロと申します。

 

 

現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。

 

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

今日は宿命と運命の違いについてお話しします。

 

 

 

 

 

 

 

基本的に全ての占いは未来が決まっていないと、先が読めません。未来が決まっているからこそ、宿命や運命を読み取ることができ、その通りにことが運んでいく、そういう考えです。

 

 

未来が決まっているという考え、学問的には決定論と呼ばれます。

 

 

数学や科学といったいろんな学問のもとは、この決定論にあります。

 

 

これは、法則が決まっているから、先が読めるということです。

 

 

西洋の人たちは、運命が決まっているとするからこそ、その運命に至るまでの法則を全部知ることができれば、未来も全部わかるのではないかと考えました。

 

 

そして、その考えをベースとして、すべての学問は発展してきたわけです。

 

 

ちなみに、西洋にも、昔は魔術と科学がミックスしていたという歴史的な経緯があります。

 

 

このように、「未来は決まっているかどうか?」という問いに対しての答えは、「決定論では決まっている」となります。

 

 

そして、占いや風水における「未来は決まっているかどうか?」という問いに対する答えは、「未来は決まっているという前提はあるが、変えることもできる」となります。

 

 

これを運命と言います。

 

 

運命と宿命をわけて使う人は少ないですが、細かく言えば、どちらも同じ定めではあるけれども、宿命は変えられず、運命は変えられるというように使い分けています。

 

 

宿命は、人間の「生まれてから成長して死ぬ」という逃れられない人生の流れのことであり、生き物である以上、基本的にはその大きな流れを変えることは現在できていません。

 

 

ところが、そのように定めは決まっているとしても、運命は変えることが出来ます。

 

 

例えば、お金が入ってくることを宿命とすれば、それが10万円になるか100万円になるかの違いが、運命の部分になります。

 

 

また、死に至るような病気にかかった人が、最先端の治療によって助かるというのも、運命を変えたことになります(医学は、本来だったら死ぬはずだった人たちを生き残らせるための驚くような方法です)。

 

 

つまり、宿命という人生の流れは変えられないけれど、運命を変えることは人間の努力や医学などの学問が発展してくるにしたがって、十分可能ということなのです。

 

 

なので、運命を変えることはいつからでも可能です。

そしてそこには、天の時と地の利と人の和が大きく関係しています。

 

 

自分を諦めることなく、生きることを楽しんでいきましょうね!

 

 

 

 

 

ということで、今日は宿命と運命の違いについてお話しさせていただきました。

 

 

宿命は決まっているとしても、運命というそこに至るまでのプロセスや詳細については変えることが出来ます。

 

 

つまり私たちは、自分の手で運命を作ることが可能ということなのですね。

 

 

私たちは運命に翻弄されるだけの存在ではないのです。力強く前に進んでいきましょう!

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

また明日お会いしましょう。